- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062721936
感想・レビュー・書評
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カナダに対する基本的な知見を得るには役立ったが、時事的な内容は古びている(2003年刊)し、何より「ザ・ニッポンのオヤジ」な著者のセンスが寒すぎる。同僚の収入をこと細かく書くのも(同意を得ているにしても)どうかと思うし、ましてその同僚の「嫁さん」(などと、何の問題意識もなく書けてしまう意識の低さ!!!)が美人かどうかなど、まったく言語道断である。
2019/8/16読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カナダに関して無知な人がさくっと知りたければ
わりといい本だと思う。
ただし、失礼な言い方だが、
どーでもいいようなことも書いてあるし、
『さくっと知りたい』レベルの人には細かすぎる記述もある。 -
おもしろい、また読む
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著者の書き方に疑問を抱きつつ(コラ)、資料としての要点は纏まっているかと。オススメです。
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作者さんに好感を持った。
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カナダ入門書としては良いかも知れないが、私にとっては物足りなかった。まず、文章構成に違和感を覚える。「今、なぜ、カナダ研究か?」の第1章で結構詳しい説明がなされており、第2章・第3章でも同じ主張を繰り返していて、くどい。あと、それが本書の目的なら当然かも知れないが、著者の「カナダ大好き」「カナダ最高」感が溢れ過ぎていて引いてしまう。もう1つ、全体的に、とりあえず自分の知っている情報はすべて載せておこう的で、ぬるい。文体は親しみやすいが、カナダで生活をした事がある又はある程度カナダの政治や社会の仕組みを勉強している方々向けではない。
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あまりに情報が少ないカナダのことを全般的に解説している良書。アメリカとの違いを、福祉、治安、政治、文化、経済、教育、生活のしやすさなどから述べている。これを読むとカナダに住みたくなる。
日本に比べて、地方分権が進んでいること、首都に経済、文化、政治の機能が集中していないこと。議員の質問が八百長でないこと。国民が政治の議論を好むこと。難民の受け入れに慣用なこと。(少子化対策の一つにもなっている!)などうらやましいことが多い。雑学として、セリーヌディオン、マイケルJフォックスなどがカナダ出身であることを知った。