プラハ歴史散策 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 55
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062722377

感想・レビュー・書評

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  • 今度は、陽が長い夏のプラハに行ってみたい!

  •  「プラハ歴史劇場」を理解する上で必要な歴史的知識を、人物と場所の2つの側面から解説したもの。
     プラハに向かう飛行機の中で読んでいたが、面白くてすぐに読み終わってしまった。とにかく世界史オンチで、宗教改革とかプラハの春とか言われてもイマイチよく分からないおれだが、そんなおれでもよく分かる内容。特に第二章の「主役たち」として出てくるヴァーツラフやカレル、フスやネポムツキーについて知ったおかげで、プラハの観光がとても楽しいものになった。ムハ(ミュシャ)やカフカ、教育学で絶対に出てくるコメンスキー(コメニウス)という「脇役」について知ることが出来るのも面白い。コメニウスの像が見つけられなくて残念だった。同じプラハを題材にした岩波新書の『プラハを歩く』と比べても格段に面白い。岩波の方は建築の解説がメイン、こちらは歴史の解説がメインで内容が違うのだが、まずは基本的な歴史を知ることが基本だと思うので、こちらを先に読めば良かったと思った。(13/08/04)

  • プラハ旅行の後に読む。
    あー!行く前、もしくはプラハの街を歩きながら、読みたかったー!!と後悔。。場所や建物ごとの記述が多いので、実際にそこに行って、その場で読むと、よりプラハの歴史を知ることができておもしろいと思う。とても、わかりやすい本です。

  • だいぶマニアックなので飛ばしながら拾い読みした

  • プラハの歴史・街並みの本 夏休みのプラハ行きに向けて読みました。

    バドワイザーってもともとチェコのビールだったんだってさ

  • 内容に専門的な偏りがなく、読み物として楽しめる構成であった。旅行のために購入したプラハ関連新書としては最も良かった。

  • 旅行前に読むことをオススメ!
    これを読むと、旅行が断然楽しくなる〜

  • 旅行前にサッと読むには最適。ガイドブックよりは丁寧に見所を紹介してくれる。もうちょっとくだけた感じのほうが親しめるかな〜。挿絵は全部モノクロだし。あと、筆者がコラムで京都とプラハと比較し、実は京都の方が好きだってどゆ事よ。プラハは恋人で京都は妻と言い切ってるのですが。。。余計なコラムだなぁ〜。

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著者プロフィール

 1956年東京生まれ。東京大学文学部卒業。プラハ・カレル大学留学の後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。
 専修大学国際コミュニケーション学部教授・神戸大学名誉教授。
 スラヴ文化論専攻。
 著書に、『チェコ・ゴシックの輝き』(成文社)、『プラハのバロック』 (みすず書房)、『チェコ民族再生運動』(岩波書店)、『マサリクとチェコの精神』(成文社、サントリー学芸賞および木村彰一賞)、『黄金のプラハ』(平凡社)、『プラハ歴史散策』(講談社)、『チェコ語日本語辞典』第1・2・3巻+別巻1・2(編纂、成文社)など。
 訳書に、チャペック『マサリクとの対話』、『チャペック小説選集』第1・2・6巻(『受難像』『苦悩に満ちた物語』『外典』)、マサリク『ロシアとヨーロッパ』全3巻(Ⅱ・Ⅲは共訳)(以上、成文社)、パトチカ『歴史哲学についての異端的論考』(みすず書房)、クロウトヴォル『中欧の詩学』(法政大学出版局)、フラバル『あまりにも騒がしい孤独』、シュクヴォレツキー『二つの伝説』(共訳)(以上、松籟社)などがある。
 2016年イジー・ホスコヴェツ賞(チェコ心理学会)受賞。

「2022年 『十一月の嵐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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