- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062727037
感想・レビュー・書評
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サイバーメトリクスというものがあると初めて知った本。
たしかにダルビッシュが抜けても大丈夫だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『マネーボール』を読んだファイターズ・ファンとしては、なかなか面白かった。『マネー…』に続いて野球の見方を変える一冊。
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データ、データ、データづくめの一冊。もっと日本ハムの経営面、特にGMを始めとするフロント戦略に触れてくれれば面白かったのに…
それはともかく、データが表すのは日本ハムと中日の守備力の高さ。そしてデータスタジアム関連の本ではもはやお決まりと言っても過言では無い和田さんの偉大さ(笑)。ポジションごとにチームへの貢献度を比較している点も斬新で、改めてプロだけに限らず日本の野球界に蔓延る「言い伝え」「習わし」の不正確さが読み取れました。 -
基本方針がピシッと通っている組織は、アゲインストな状況下でもぶれずに強いということだな。
我が西武ライオンズも「育成」という基本路線があり実績もあるが、今年は調子悪いので、何だか日本ハムがうらやましく思える… -
セイバーメトリクス理論。
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投手陣が弱いチームは、守備力で補う。
守備力が重要。
攻撃力は、出塁率+長打率。
センターラインの強化。
ゴロを打たせ、四死球、フライを減らすことが失点の減少に繋がる。 -
私の愛すべきスワローズは90年代黄金期を迎えていたわけですが、そのとき流行った言葉がID野球。
しかしファンにしてみると、どういうデータを扱っているのかまでは知ることができませんでした。
本書は日本ハムを足掛かりに12球団のデータを提示。
こういうデータの算出方法があったのかと目から鱗でした。
プロ野球ファンにおすすめ。 -
タイトル詐欺だろう。むしろ、ちゃんとセイバーメトリクスで比較する、勝てる球団の作り方、みたいなほうが売れるのではないか。セイバーメトリクスの本としては一級品。他の本よりも、具体的に勝てる球団とは何か、を定義して、実際に数値として落とし込んでいるのが凄い。また、攻撃と守備を同じ尺度で比較しており、これも凄い。セイバーメトリクス興味あるなら読んで間違いない。