日本ハムに学ぶ 勝てる組織づくりの教科書 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062727037

感想・レビュー・書評

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  • サイバーメトリクスというものがあると初めて知った本。
    たしかにダルビッシュが抜けても大丈夫だった。

  • 『マネーボール』を読んだファイターズ・ファンとしては、なかなか面白かった。『マネー…』に続いて野球の見方を変える一冊。

  • (今年から草野球で助監督となったので)少し古い本ですが評判がいいので読んでみることにしました。日ハムがお金をうまく使いながら、ときには、選手に非常なやり方もしながら勝っていることは感覚的に分かっていたが、それを数値化して論理的に説明しているという点でインパクトを受けました。
    また、全体を通して、得点期待値という考え方よかった。アウトカウントとランナー状況によっての得点期待値は改めて、数値化されてみると納得させられる。
    ここでは考慮されていないのが盗塁やエンドラン、エラーとの得点期待値。そのあたりのデータも見てみたいと思いました。
    尚、タイトルのとおり日ハムをサンプルとして挙げている点は多いですが、終始それではなく、セリーグの話や数字・数学的な話もあり、読んでいて飽きずに一気に読み切れました。

  • データ、データ、データづくめの一冊。もっと日本ハムの経営面、特にGMを始めとするフロント戦略に触れてくれれば面白かったのに…

    それはともかく、データが表すのは日本ハムと中日の守備力の高さ。そしてデータスタジアム関連の本ではもはやお決まりと言っても過言では無い和田さんの偉大さ(笑)。ポジションごとにチームへの貢献度を比較している点も斬新で、改めてプロだけに限らず日本の野球界に蔓延る「言い伝え」「習わし」の不正確さが読み取れました。

  • 基本方針がピシッと通っている組織は、アゲインストな状況下でもぶれずに強いということだな。
    我が西武ライオンズも「育成」という基本路線があり実績もあるが、今年は調子悪いので、何だか日本ハムがうらやましく思える…

  • セイバーメトリクス理論。

  • プロ野球を様々なデータから分析。
    日本ハムが強くなった理由もデータで立証している。日本ハムは守備が堅いイメージあるなぁ。

    センターラインに攻撃力がある選手を配置できればチームは強くなる。たしかにセンターラインの選手には攻撃力がある選手は少ない。どのチームも一塁手や三塁手、左翼手には強打者が多いから、ここで競っても差はつかないけどセンターラインに強打者がいれば…

  • 投手陣が弱いチームは、守備力で補う。
    守備力が重要。
    攻撃力は、出塁率+長打率。
    センターラインの強化。
    ゴロを打たせ、四死球、フライを減らすことが失点の減少に繋がる。

  • 私の愛すべきスワローズは90年代黄金期を迎えていたわけですが、そのとき流行った言葉がID野球。
    しかしファンにしてみると、どういうデータを扱っているのかまでは知ることができませんでした。

    本書は日本ハムを足掛かりに12球団のデータを提示。
    こういうデータの算出方法があったのかと目から鱗でした。
    プロ野球ファンにおすすめ。

  • タイトル詐欺だろう。むしろ、ちゃんとセイバーメトリクスで比較する、勝てる球団の作り方、みたいなほうが売れるのではないか。セイバーメトリクスの本としては一級品。他の本よりも、具体的に勝てる球団とは何か、を定義して、実際に数値として落とし込んでいるのが凄い。また、攻撃と守備を同じ尺度で比較しており、これも凄い。セイバーメトリクス興味あるなら読んで間違いない。

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著者プロフィール

統計的な見地から野球の構造・戦略を探るセイバーメトリクスを専門に分析活動に取り組む 。2011年にスポーツデータの分析を手がけるDELTA(デルタ)を設立。2016年に集計・算出したデータを公開する「1.02-DELTA Inc.」を開設。

「2023年 『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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