無垢の力 ピッカピカでい続ける法

著者 :
  • 講談社
3.10
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本棚登録 : 39
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062727402

作品紹介・あらすじ

「ピッカピカの〜」や「セブンイレブ〜ン、いい気分」を手がけた伝説のクリエイターが語る!「新しい」ものは必ずどこかに「懐かしさ」を持っている。それがなければ他の人の心に届かない。俗っぽく言えば、当たらないし、ヒットしない。

感想・レビュー・書評

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  • アイデアとは、思い出すこと

    「新しいもの」は必ずどこかに「懐かしさ」を持っている

    面白い問題を作れば、面白い答えが見つかる

    物語るとは、対立、とキャラクターの設定、そして多重性
    +誤解、裏切り、大逆転、道化

    過去は常に新しく、未来は常に懐かしい

    編集者とは何者かになるためのプロセス。これを本業だと思ったらおしまい(木滑良久)

  • 電通のクリエイティブ・ディレクターで『ピッカピカの一年生』や「セブンイレブン、いい気分」を手がけた杉山恒太郎氏の著書。どのようにして『ピッカピカの一年生』のテレビ広告は生まれたのか、当時の時代背景はどうだったのだろうか?そして、なぜ、あのテレビ広告は姿を消してしまったのだろうか?

    杉山はこう言う。「僕たちの撮影現場でもあった小学校の校舎、当初はまだ味のある木造の建物がいっぱいあったのですが、それらが壊され建て替えられていくのとほぼ同時に、ピッカピカの子どもたちの姿が消えたように思います。」

    子どもたちが、そして大人たちも、ピッカピカでありつづけるために、我々は何か見直す必要はないだろうか?

    <目次>
    第一章 「ピッカピカ」の精神の素
    第二章 こうしてピッカピカの一年生は生まれた
    第三章 ピッカピカの発想と技術
    第四章 日本もピッカピカだった
    第五章 ピッカピカに年を食うための思考法
    あとがき

    2013.01.22 さとなお氏のブログで見つける。
    2013.02.03 予約
    2013.05.29 読書開始
    2013.05.30 読了

  • ○広告クリエイターである杉山氏の著作。
    ○「ピッカピカの一年生」などのCMを担当。このCM作成の背景を中心に、著者が考える広告のあり方などについて紹介。
    ○様々な語録を紹介しているが、印象深いのは「過去はつねに新しく、未来はつねに懐かしい」との言葉。

  • 広告論のお話ではなく、著者が人生において、重要だと感じたコトバの数々を紹介してくれる、ビジネス書だと思う。

    日々の生活に溶け込んでいるコトバをよくここまで拾い、残しているなと(講演を聴いたことあるので、その秘密は存じ上げてるが)。

    杉山さんの人生の出発点〜現在までで、綴られる力強い詩のような感じ。
    ただ、講演などの生の声を聴く方が面白かった部分も多く、魅力を本で出し切れてない感じがとても残念。

    自戒も含めて「技術のない志ほど恐ろしいものはない」というコトバはとても共感を覚えますね。

    でも、もっと面白くなったはずなのに、生意気にも勿体ないなと思ってしまう。

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著者プロフィール

株式会社ライトパブリシティ 代表取締役社長
大学卒業後、電通入社。クリエーティブ局配属。1999年よりデジタル領域のリーダーをつとめ、インタラクティブ広告の確立に寄与。トラディショナル広告とインタラクティブ広告の両方を熟知した数少ないエグゼクティブクリエーティブ ディレクター。電通 取締役常務執行役員を経て、ライトパブリシティへ移籍、現在に至る。
カンヌ国際広告祭ゴールドほか、国内外の受賞多数。

「2022年 『世界を変えたブランド広告』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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