幸運と不運には法則がある (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062727631

感想・レビュー・書評

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  • 法則というか、事例の列挙だったような感じだった。

  • 付箋は13枚つきました。

  •  タイトルだけからするとどこかの宗教法人の教祖様がお書きになった本か、自己啓発書のようにも見えるがそうではなかった。

     読んでいて、運を手繰り寄せようとするなら、日ごろから準備をしていくことが重要だなあと思った。準部もしないで指をくわえていて幸運が空かどさっと降ってきておしまいおしまいとなるわけがないから。

     幸運は、使着きってしまうのもないが、かといって独り占めをするのも良くないと著者は指摘している。運をシェアすることと、運を使い果たさずに貯金しておく、そのバランスのとり方は、難しい。

     不運、悲劇をマイナスのままで終わらすことなく、その経験をプラスに転じていくことで明日がやってくるともある。「朝のこない夜はない」と誰かが言っていたのを思い出す。真っ暗闇でも、一生真っ暗なわけではなく、夜明けがやってくる時がある。自然だって朝昼晩の繰り返しで成り立っている。人間だって、いつも太陽がさんさんと輝いている時ばかりではない。

     常にアンテナを張ることと、自分の専門分野を磨いていくこと、磨いて知ったつもりになって天狗にならずにさらに磨き続ける。幸運を近づけるのもそう簡単なことではない。

  • 2013/8/3

  • 東京理科大MOTでお世話になった宮永博史教授の著書。

    MOT修了後、現場でもがいている自分にとって、今このタイミングでこの本と出会えたことは大変ありがたかった。

    「数手先を読むために考えるクセをつける。数手先を読めるようになることで、想定外の事が起きても慌てず機会に変えられる」

    今、自分が克服すべき課題に対して、先生からアドバイスをもらった感じです。

    一歩一歩がゴールで、一歩一歩が価値を持たなくてはならない。本文の中で引用されているゲーテの言葉ですが、心に留めておきたいと思います。

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