地名に隠された「南海津波」 (講談社+α新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062727952

作品紹介・あらすじ

大阪、名古屋のこの地名を、津波が襲う。太平洋岸の"津々浦々"にある危険な地名、古人からの忘れ得ぬ戦慄のメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 2022/09/27
    災害に関する本を読むのはしんどい。大川町の悲劇とか調べながら読んだけどほんとにしんどい。南海トラフの話になると黒潮町がでてくる。
    黒潮町って打ったら黒潮町缶詰製作所出てくるのすごいな。

    p62
    現在の大阪府は旧「摂津本山国」「河内長野国」「和泉国」の三つの国から成っている。いずれも水にちなんだ国名である。
    p67
    天下茶屋はその昔大阪城から住吉大社参拝や堺へ行き来する途中に、秀吉が立ち寄って茶の湯を楽しんだという故事にちなんで、つけられたとされる地名である。

  • 歴史
    災害

  • 七里の渡しの長年疑問が見えた。

  • 「浦」「津」「川」「浜」のついた地名が危ない、という事例をたくさん列挙した本。それらにまつわるちょっとした雑学も。この手法ならば、中高生でも十分にできるね。調査・研究。

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著者プロフィール

1945年、長野県松本市生まれ。地名作家。筑波大学名誉教授(元副学長)。千葉大学助教授を経て筑波大学教授。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学退職後は自由な地名作家として全国各地を歩き、多数の地名本を出版。主な著書に『京都 地名の由来を歩く』(ベスト新書、2002年)に始まる「地名の由来を歩く」シリーズ全7冊などがある。NHKの「日本人のおなまえ」をはじめ、各種テレビ番組にも出演していたが、2018年2月に体調を崩し、翌19年5月に難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された。しかしそれに負けじと執筆を継続。苦境の中で書き上げた『日本列島 地名の謎を解く』(東京書籍、2021年)は「奇跡の一冊」ともいわれた。

「2023年 『重ね地図でたどる京都1000年の歴史散歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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