「先送り」は生物学的に正しい 究極の生き残る技術 (講談社+α新書)
- 講談社 (2014年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062728393
作品紹介・あらすじ
先送り、死んだふり、パラサイト……ビジネスマンとして不道徳な行動は、科学的に正しい生存戦略。目からウロコの「生き残りの技術」
感想・レビュー・書評
-
著者は「死んだふり」の研究で有名な進化生態学の学者さん。昆虫の生存戦略に学ぶサラリーマンの処世術!って無理あるやろ。。。そりゃ足はそっちのほうが多いけど、脳味噌はこっちのほうが大きいし(-_-)
専門とされてる生態学の話はホンマ面白いんやけどなあ。例えば、ある種の昆虫はいくつかのDNAスイッチを持っていて、状況に応じて形態を変える(天敵の多い環境ではより攻撃的な身体に成長する)って話などなど。
想像するに「生物の話だけやとヒキ弱いので、ビジネス風味で一気に10万部!」って編集者にいらんこと吹き込まれたんちゃうかな w
とってつけたようなビジネス部分が気にならなければ、普通に楽しく読めます。「ダーウィンが来た!」とか大好きな人にはオススメ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【農学部図書館リクエスト購入図書】
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB1553761X -
ドラマ化できる、構成は歪でタイトルも不的だけど
-
子孫を残せれば、生物学的には成功!
世間からの目、普通、自分の中の道徳、上司、人間関係など、色々なものに遠慮しながら、空気を読みながら、生きづらくなってしまったヒトへ。
進化生物学の視点から見てみると、意外となんとかなるかもしんない。後にしよ。今は黙っとこ。あのひとにまかせとこ。生きづらい季節(冬)は、いっそ冬眠してしまう手もある。動物たちは、積極的に冬眠している。
いろんな動物たちの生き方から、進化の過程から、現代を生きやすくする。
-
興味深かったです。
-
人間社会での先送りは生物学的には、人間以外の生き物ではあり得ること。先送りが間違っているとは言えないことなどを知ることができる書。
-
さくさく読めて楽しかった