中国経済「1100兆円破綻」の衝撃 (講談社+α新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729185

感想・レビュー・書評

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  • 著者は、天安門事件以来25年余り中国報道に関わり、これまで100回以上の訪中経験もある中国通である。
    本書では、これまでの経験で培ってきた人脈(学者やメディア関係者など)から得た情報が満載であり、政府の検閲を通っていない「真実の」中国の姿を垣間見ることができる。
    本書で学べたことは、中国が、株式の暴落にみる金融市場だけでなく実態経済までも相当程度悪化していること。
    また、習近平の経済音痴、権力闘争優先、報道規制により、社会主義国家としての中国の側面が強くなり、経済低迷、社会の不安定化が心配されることである。
    今年も、投資について中国に振り回されそうである。

著者プロフィール

1965年生まれ。埼玉県出身。東京大学卒業。国際情報学修士。講談社入社後、中国、朝鮮半島を中心とする東アジア取材をライフワークとする。講談社(北京)文化有限公司副社長を経て、現在、『週刊現代』編集次長(特別編集委員)。Webメディア『現代ビジネス』コラムニスト。『現代ビジネス』に連載中の「北京のランダム・ウォーカー」は日本で最も読まれる中国関連ニュースとして知られる。2008年より明治大学講師(東アジア論)も兼任。2019年に『ファーウェイと米中5G戦争』(講談社+α新書)で岡倉天心記念賞を受賞。他に『アジア燃ゆ』(MdN新書)『パックス・チャイナ 中華帝国の野望』『ファクトで読む米中新冷戦とアフター・コロナ』(以上、講談社現代新書)など著書多数。

「2023年 『日本人が知らない!中国・ロシアの秘めた野望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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