黄昏のカーニバル (講談社文庫 し 31-21)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062730327

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだ作者さんです。

    パスティーシュってのがよくわからなくて、調べたりもしました。
    …が、僕にはちょっとよくわかりませんでした。。。

    しかし、そんな言葉は置いておいて、
    作品としては非常に読みやすく、面白いものでした。

    なかには「どういうこと?」と思うところもありましたが、全体を通して「世にも奇妙な物語」のような雰囲気で楽しく読めました。

  • 消去すべし!は世にも奇妙みたいで面白い

  • 星新一さんと筒井康隆さんを足して割ったような、不可思議で強引で、ちょっと冷めたSF。
    脳の、どこか使っていなかったかもしれない部分を、陰干しして、スッキリしたような、でもどこがスッキリしてるのか感じ切れないんだけどね、みたいな感覚になりました。

  • 短編の名前からまた珍妙なバスティーユかと思っていたが、SFの本質を突いた完成度の高い作品ばかりだった。
    ゛唯我独存゛のようなメタフィクションの作品が面白い。

  • この著者は切ないSFを書くのがうまい。
    パスティーシュやユーモア作品もいいが、たまにはこういったしみじみとした話が多い短編集もいい。

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著者プロフィール

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により第62回中日文化賞受賞。『永遠のジャック&ベティ』『金鯱の夢』『虚構市立不条理中学校』『朦朧戦記』等著書多数。また西原理恵子との共著として『おもしろくても理科』『どうころんでも社会科』『いやでも楽しめる算数』『はじめてわかる国語』などがある。

「2021年 『MONEY 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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