- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062730327
感想・レビュー・書評
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初めて読んだ作者さんです。
パスティーシュってのがよくわからなくて、調べたりもしました。
…が、僕にはちょっとよくわかりませんでした。。。
しかし、そんな言葉は置いておいて、
作品としては非常に読みやすく、面白いものでした。
なかには「どういうこと?」と思うところもありましたが、全体を通して「世にも奇妙な物語」のような雰囲気で楽しく読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
消去すべし!は世にも奇妙みたいで面白い
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星新一さんと筒井康隆さんを足して割ったような、不可思議で強引で、ちょっと冷めたSF。
脳の、どこか使っていなかったかもしれない部分を、陰干しして、スッキリしたような、でもどこがスッキリしてるのか感じ切れないんだけどね、みたいな感覚になりました。 -
短編の名前からまた珍妙なバスティーユかと思っていたが、SFの本質を突いた完成度の高い作品ばかりだった。
゛唯我独存゛のようなメタフィクションの作品が面白い。 -
この著者は切ないSFを書くのがうまい。
パスティーシュやユーモア作品もいいが、たまにはこういったしみじみとした話が多い短編集もいい。