- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062747042
感想・レビュー・書評
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笙野之里で企画している推理ゲームのアドバイザーをたのまれ、夢水名(迷)探偵は桜の咲く里へやってきた。ところが、ついたとたんにとどいたのは、『魔女』と名乗る人物からのメッセージ。そしてすぐに、謎の推理ゲームがはじまって…。『魔女の隠れ里』のほか、雪霊の薮の謎、羽衣母さんの謎もある、名探偵夢水清志郎事件ノート第4作。
初めて読んだ「夢水清志郎シリーズ」私が小学生の頃は、こんな素敵なシリーズはなかったのではないか。ズッコケ3人組ぐらいしかなかったのでは?と思ってしまう。そして、小学生の頃の私が読んでいたら夢中になっただろうなと。ミステリー要素がいいし、出てくる「亜衣、麻衣、美衣」の三つ子がなんか少し年上のお姉さん感が出ていて、またこれも良かった。きっと、小学生の私は憧れてしまう。
第1部のA高原で起こった謎の事件。雪霊伝説と幽霊のシュプール。事件の真相は「なるほどなぁ」と思った。そして、表題の第2部。春休みに教授と三つ子が訪れた村。村おこしのためのアドバイザーでやてきた教授だけど、三つ子に尻を叩かれながら事件を解決する。そして、事件の真相は悲しい過去。薄々気が付いてはいたが、まさかなぁと。
最後は教授が三つ子の前から姿を消したと思いきや、ちゃんと教授らしく戻ってきたから良かった。しかし、教授は不安になるなぁ。大人としてというか、ちゃんと学校で教鞭を振るっているのか。そして、引越し先の契約と元の家の契約はどうなってるのよ。そういう現実的なこと言ってはダメか。
2023.9.16 読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
12歳の時にハマってた本。読み返し。
やっぱりこのシリーズは面白い。
今読んでも面白い。
この話だけ他の話とちょっぴりテイストが違うかな。
まだ解明されていない謎も一つある、気になります。
村田四郎さんの挿絵も文庫版のも両方好きです。 -
優しそうな伊藤さんの過去があんなだったなんて思いもしなかった。
亜衣ちゃんが最後に推理したのは、多分深見さんが自分の姉を◯◯したからかな〜(私の推測です -
チビ太が「面白いから読め」と貸してくれた(^ ^
「一日で読めるよ」と言われていたが、
本当に一気に読み終えた(^ ^
内容は、謎の「名探偵」と、その隣に住む
三つ子の姉妹を中心にドタバタ進む。
名探偵は、かなり変なキャラ設定で、
それだけでご飯三杯いけまっせ、
というのがこのシリーズの売りか(^ ^
謎解きに関しては、割と正当派の「本格」。
人格的には「崩壊している」名探偵だが、
推理に関してだけは本当に冴えていて
全ての謎をたちどころに解いてしまう(^ ^
...ま、謎解きに関して言えば
大人が読めばすぐ分かってしまいますが(^ ^;
何というか、マンガ的なドタバタものとしては
おっさんでも楽しく気軽に読めました(^ ^ -
一番夢水で好きです
どうやら私は人が死ぬ話が好きらしい
最悪じゃん -
笙野之里(しょうののさと)で企画している推理ゲームのアドバイザーをたのまれ、夢水名(迷)探偵は桜の咲く里へやってきた。ところが、ついたとたんにとどいたのは、『魔女』と名乗る人物からのメッセージ。そしてすぐに、謎の推理ゲームがはじまって……。『魔女の隠れ里』のほか、雪霊の藪の謎、羽衣母さんの謎もある、名探偵夢水清志郎事件ノート第4作。
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リアルに人の死が絡んできたのはこれが最初だったような。何回も読んだので印象深いです。