創竜伝13〈噴火列島〉 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754255

作品紹介・あらすじ

時空を超える激闘の末に現代日本へ帰ってきた竜堂四兄弟。だが、富士山大噴火による首都機能マヒという惨状に乗じて、邪悪な意志を隠そうともしない複数の敵が待ち受ける。中でも最凶の相手、小早川奈津子とは、ナント歴史的和解が成立!?驚愕の新展開から一瞬も目が離せない。人類と地球の明日はどっちだ。

感想・レビュー・書評

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  • 現代篇へと戻ってきた竜堂兄弟、富士山噴火で大混乱の日本で、なんと宿敵なっちゃんと手を組み、新幕府を設立!まさに、日本の明日はどっちだ!?
    2019時点での最新刊。一番遅いであろう文庫が2007年発刊なので、10年以上新刊が出ていないことになる。もう出ないのかも。しかし、アルスラーンの例もあるし…。アルスラーンに比べても勢いのある話だし、展開もぶっとんでいるし、今の悪役も結局ラスボスではないしと、ある程度パワーがないとなかなか続き書けないんだろう。無念。

  • 二組に分かれた兄弟は、濃い時間を締めくくる。

    個性と非常識、にはなるほど、でした。
    そこ勘違いしてはいけません。
    さすが長男…どこまでも家長ですw

    富士山噴火して、強奪して回収して…。
    地上もかなりのファンタジーが浸透してきました。
    そして自称美女たる彼女には、誰も勝てません。
    いや、甘言を通した次男の悪魔っぷりもすごいですが。
    お付の人は、何をたくらんで一緒にいるのか…。
    弟組の拾いものもあれですし、どうなる事やら。

    火山の中に~なくだりも、最後の方に分かりましたが
    やるつもりか、やらないつもりか。
    闇雲に使う事はないでしょうが、どうなる事やら…。

  • 富士山の噴火により大混乱に陥っている日本に帰ってきた竜堂兄弟は、首相と小早川奈津子に終始振り回されることになります。

    内閣官房副長官の布施という男が首相を監禁し、権力を掌握しようと試みます。しかし、首相は布施に協力している医師を抱き込んで逃亡に成功すると、その場へ居合わせた終と余を頼って竜堂兄弟にかくまわれることになります。

    一方、始と続は、竜堂兄弟を眼の仇にする小早川奈津子と、「石使い」のジェイン・ステイプラーの双方に対応を余儀なくされます。ところが、奈津子の甥で「漢字撲滅連盟」の総裁を務める藤岡寛太(ふじおか・かんた)という、奈津子に劣らずムチャクチャなキャラクターが登場し、彼らのドタバタ劇に巻き込まれて、シリアスな「石使い」はあっけなく退場を命じられることになります。勢いに乗る奈津子は、京都に幕府を開くと宣言し、なぜか竜堂兄弟もこの茶番劇に加わることになります。

    2003年にノベルズ版が刊行されて以来、続編は出ていないようです。さすがにストーリーがここまでグチャグチャになってしまうと放棄するほかないのかもしれません。

  • このシリーズは痛快でとても好き。13巻が現時点で最新刊。続きは出ないのか…。

  • 読了。

  • 面白かったけどきっと完結しないだろうな
    著者が最近迷走してるようだし・・

  • ・・・ここから続きが出ないのかと思うと・・・

  • 何も考えず読めるぶっ飛んだ話。

  • 小早川奈津子が出張ってきた段階で興味がそがれてしまいましねぇ。でもこの本を登録するために検索かけたら、創竜伝13巻完結セットというのがあって「え~!!」14巻はいつ出るんだと何年も待っていたのに、終わっていたのか!?今年一番の衝撃です。

  • 右翼叩きの田中作品に群がる右翼に失笑。「漫画しか読んだことのない元総理」を叩くくだりは最高です田中先生!右よりな奴はこの作品や創竜伝などを熟読して猛省せよ!これからもどんどん右翼を叩いていきましょう!永住外国人への地方参政権付与に反発している糞ウヨは人種差別主義者であり、存在自体が悪である!右翼=日本人の恥部

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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