- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062759526
感想・レビュー・書評
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舞台も面白いが、ちょっと違うストーリーで最後まで楽しめた
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これって舞台の小説版なのよね??これどうやって舞台にしたんだろう、気になる…
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舞台では描かれなかった“隙間”、例えば本能寺で殿が蘭丸を生かしたわけとか、蘭丸が蘭兵衛になる辺りとかが程よく埋まる感じ。天蘭捨三人の因縁だけで言えば、歴史的背景にも触れつつ舞台よりも細かく描かれている。天の両脇に控える双子に蘭(植物)の名が与えられているが、彼らに関する天の言葉にしても、やはり蘭をこそ天は求めたのだろう。天蘭が組みして動くのは、絶筆となった夢を再び描くような感じではなく、遺作に勝手に手を入れて我がものとしようとしている輩への天誅という感じ。物理的にでかい兵庫と、考え込む性質の三五(渡京)と言うのが新鮮。
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文庫化まで時間がかかっていましたが、楽しみに待っていただけのことはありましたね。
信長に関する秘録のような話ですが、もともと舞台にかけていたものだからでしょうか、話の舞台、登場人物などが整理されていてとても読みやすかったです。
最終決戦に向かうくだりなんかは、良い盛り上がりっぷりでしたね。
ちょっと、脱線も入っていますが。(^^;
どうせなら、舞台の DVD とかが入手しやすい形で流通してれば更に良いんだけどなぁ。
なかなか、本当の舞台には出かけられないし。 -
舞台では描かれなかった“隙間”、例えば本能寺で殿が蘭丸を生かしたわけとか、蘭丸が蘭兵衛になる辺りとかが程よく埋まる感じ。天蘭捨三人の因縁だけで言えば、歴史的背景にも触れつつ舞台よりも細かく描かれている。天の両脇に控える双子に蘭(植物)の名が与えられているが、彼らに関する天の言葉にしても、やはり蘭をこそ天は求めたのだろう。天蘭が組みして動くのは、絶筆となった夢を再び描くような感じではなく、遺作に勝手に手を入れて我がものとしようとしている輩への天誅という感じ。物理的にでかい兵庫と、考え込む性質の三五(渡京)と言うのが新鮮。
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グレンラガンや劇団☆新感線の脚本家が手がけた小説。
所々、外連味溢れるカッコいい台詞があったりするけど、イマイチ乗り切れない。
舞台で観れば面白いのかも。 -
やっぱり髑髏城、好きです。
97年版には97年版の良さが
アカドクロにはアカドクロの良さが
アオドクロにはアオドクロの良さが
小説版には小説版の良さが。
いちばん新しいのは見てないけれども。
小説読んで舞台では描ききれない
登場人物の背景とかよく分かりましたね。
でもやっぱり
古田・捨之介、橋本じゅん・兵庫、
粟根・蘭兵衛、高田聖子・極楽の97年版に
沙霧は鈴木杏がいいかな〜。
みっちょんもいいんだけどねぇ。 -
疾走感、と読後の清々しさが気持ちいい。
史実を無視しないでその上に面白い設定が絡められているから、
読んでいてわくわくする。
男も女も、過去を捨てきっては生きられないけど…新しく何かを築く事はきっとできる。
これの舞台見たいな。