対決の刻(下) (講談社文庫)

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062759588

感想・レビュー・書評

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  • 上巻の別々の物語が集束していく

    この本は「翻訳モノ」が苦手という意識があり、著者の「善良な男」が良かったのと読了できたことから購入し、読み始めたモノのの長めの比喩表現が多用され過ぎていて一度挫折した本。

    十数年ぶりに挑戦し読み終えたが、下巻の途中でようやく見たことのない場面が見え始め途中で挫折したことを後悔した。

    様々な深い傷や苦境から、少しずつ恐怖に向き合い立ち向かっていく事で変化が生まれる。長くつづく闘いの最初の兆しを描いていた。
    ちゃんと最後まで読めて良かった。

  • 三つの物語が一気に繋がる。
    敵から身を隠すためにアイダホにやってきた少年カーティスと少年を守る双子の美女たち。
    キャンプ場でカーティスはずっと虐待されてきた少女レイラニを見つける。
    ようやく助けてくれる人を見つけたレイラニ。
    ところがレイラニを救おうとやってきた美女ミッキーとともに殺人鬼マドックに攫われてしまう。
    下巻で一気に加速。はらはらどきどき面白い!
    https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11301252787.html

  • "後半の展開はめくるめくスピード。それぞれの登場人物が交わったころからはジェットコースターなみ。一気に読んだ。
    最高の娯楽小説"

  • 頭のなかで素直に映像化しながら極上のB級感を楽しむ!
    クーンツどうした、とかあまりにもトンデモ、とか登場人物が限度を超えてバカすぎる、とかベストセラーの作法はどうした、とか言ってる場合じゃない。

    御大、書き続けてください。
    いつでも善なる心の勝利を保証する物語を語り続けるその姿勢を、じつはちゃんと尊敬しています。

  • いーぬー!

  • -

  •  クーンツの送るノンストップSF。
     とーってもクーンツっぽいです。

     おばのトレーラーハウスに身を寄せる女性、その隣家の障害を持つ少女、心に傷を抱えている私立探偵、そして謎の少年と犬。
     もう出てくる登場自分が皆とっても重いものを負ってます。
     だもんで「ウォッチャーズ」か、と思ったけど、あんなもんじゃない。つか、ウォッチャーズの三人(?)の主人公達はそれぞれに自己憐憫に浸れるぐらいの余裕があったけど、これの登場人物たちはもうぎりぎりでやってます。

     物語は、ハードに展開する少年と犬のパートと、一見平穏なのだけど通奏低音のような不気味さがついてまわる女性と隣家の少女のパート、そして私立探偵と、時間軸というか、時間の流れ方がパートで全然違うので、それだけでどきっとさせられる。
     しかも、この登場人物たちが、なかなか出会わないのだww

     うーん、どうなるんだよぉと、はらはらさせられ…。

     そして、とーーーってもクーンツらしいラスト。
     
     いやあ、面白かった。
     やっぱ、クーンツは面白いよ。
     でもって、なんだか昇華される。
     明日もお天気!って気分になる。

     ありがと、クーンツ。

  • かなり面白い。

  • 複数の話が一点に集約していくディーン・クーンツお得意の手法が光る作品。

  • 男の子と犬のコンビが目を離せなくて、この巻の前半は手に汗握った展開だった。最後は風呂敷広げすぎて、適当にまとめた感があり、尻すぼみ。

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