- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062761505
感想・レビュー・書評
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ミステリーと知らずに読んでしまいましたが、芸の奥深さや心の葛藤、ミステリーのバランスも良く面白かったです。芸名・本名・俳号など人間関係も複雑なので、家系図なり相関図なりあったら良かったと思います。読み終えてタイトルを振り合えると感慨深いものがあります。ところで、売れっ子歌舞伎役者の馬鹿旦那の乗る車がプリウスって意外です(笑)
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ミステリーだとは知らず、歌舞伎ものと言う事で読んでみたので意外な内容に驚きましたが結構面白く読めました。
ミステリーとしてもよく考えられていますが、歌舞伎役者たるものの凄さ、偉大さもよく伝わりました。特に踊りのシーンなど文章で表現するのはかなり難しいと思うのに、想像出来てしまうのがすごい!
登場人物もユニークで、歌舞伎に興味ある人なら面白く読めると思います。 -
評価としては2.5位。
マッチメイクに続き(自分の読んだ順番)かなりDeepな世界のミステリー。
話はどうだろ、ちょっと感覚に理解できない部分とかあるんだよなあ。
しかしながら歌舞伎を一度ちゃんと見てみようかなと思わせてはくれた。 -
歌舞伎役者が板の上で殺される、なんざぁ、ツウにはよくある話でござんしょうが、ふたなり絡めるケレンはお見事と言わざるを得まいよ。赤江得意の世界ですが、こっちはもう少しからっと現代的。ベタではあるけど、キャラ立ってるしね。