- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062765046
感想・レビュー・書評
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2009年の作品かぁ。
京都に高層ビルやらテーマパークやら
建てようと強引に動いていた男が死んで
対立していたお寺の住職が容疑者に。
景観が問題になった京都駅ができて
10年くらいの頃だから
動機としてはありそうなところ。
まぁ、でもそれはあくまで
警察が考えた動機で
実はその背後に…という物語が
もちろんあるわけですが。
あと、前半にさりげなく描写された
ある撮影の風景の一部分が
最後のトリックにつながっていたのに
ちょっとニヤリ( ̄▽ ̄)
作中で星井さんたちが訪れているお寺は
本当に紅葉の名所のようなので
いつかシーズンに行ってみたいな!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20160920
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このシリーズはミステリーとしてのプロットよりも、四季を通して京都の文化・食・景色を肌で感じるところが魅力なので、その意味ではいつも安定して楽しめます。
今回から登場した新しいキャラクターの今後の活躍に期待。 -
ちゃんとミステリーしているし、京都である必然もあるなあ。
たまに読むならいいかな。 -
2010/02/03-2010/02/06
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12月13日~20日
高層ビル群やテーマパークの建設計画を打ち立てた「京都再生会議」。その座長塩崎が、謎のメモを残し殺害される。
警察は計画に真っ向から反対する東山安寧寺の僧光雲に疑いを向けるが――。紅葉の撮影で京都を訪れたカメラマン星井裕は、元妻で刑事の美雪、科捜研の蘭と共に事件の真相を探る。〈文庫書下ろし〉