- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062765107
感想・レビュー・書評
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監査法人のあるべき姿を、実際に起こった事件を
モデルにして描く。
会計士が、合併して、巨大化するが、
その中には、派閥が渦巻く。
監査法人が、粉飾に手を貸し、指南する。
日本の企業の持つ脆弱さは、ある意味で監査法人かもしれない。
不良在庫で、ごまかして、粉飾するというのは、
オーソドックスな手法であるが、監査法人がそれを承認する。
馴れ合い、癒着、接待というのが、実態だった。
公認会計士 青柳良三 監査法人のマネージャーで、
作品が構成される。恋人が、社会部の新聞記者。
リークを疑われるが、実際 リークしたのが、
監査法人のトップだったというのが、呆れる。
自分で、改善しろよと言いたいが、さっさと引退する。
結局、大きな意志のもとで、業務停止を受ける。
ふーむ。問題が どこにあるのか?
ズルズルで、結局 青柳良三は 死んでしまう。
結局、何も明らかにならないような話に仕上がった。 -
正義は勝つ
・・・訳でもなかった
会計監査法人が一部の不心得者がいたことをきっかけに、粉飾決算の共謀という汚名をかけられた
法人を人格とするべきかとのテーマは大きく、ガチガチのプロが描いた作品です -
最後に主人公が死ぬとは思わなかった。
そこはやっぱり小説でしたね。 -
主人公まさかの結末。内容は面白いです。
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yonda...
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中央青山監査法人をモデルにしたような感じで、監査法人の崩壊について小説化したものです。主人公が公認会計士と新聞記者という取り合わせでしたが、この職種を出さないと話がすすまないところはありますが、二人の関係に関する表現はちょっと微妙な感じでした。
最後のほうもいまひとつ腑に落ちない終わり方だったかな。というのが率直な感想です。ただ、監査法人を維持するための危機感は伝わってきましたし、読み物としては面白かったです。 -
文章がめちゃくちゃ下手。
ただし実際にあったカネボウと日興コーディアル証券の粉飾決算事件をテーマにしている点が興味深い。
どこまでがフィクションなのか?