渡る世間は「数字」だらけ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.00
  • (1)
  • (3)
  • (8)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 57
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062765916

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 向井千秋さんの旦那さんの本。
    数字にまつわるあれこれを語っています。
    個人的見解、思いつきで語っている部分も多いんじゃないかな、…
    と、かなり斜め読みで頑張って(?)よんでいました。

    「3本の針の教訓」は、なかなかよかったです(笑)

    しかしその後もうすこしいったところでギブアップ。
    「262安打の隠された真実」で、標準偏差の計算を
    分かり易く説明しはじめてくれたのですが…
    平均から個々の数値を引いたのを、それぞれ全部足して、人数分で割る
    これだけだから、簡単、と書いてある。
    しかし…これでは、ゼロにならないか?
    ゼロにしない為にわざわざ、
    平均から個々の数値を引いたのを2乗、それぞれ全部足してから、人数分で割る(この場合は、人数引く1で割るべきか?)
    その後、ルート、
    ではないか。そもそも上位100人分だけを取りだして計算するというのはアリか?
    (間違えていたら申し訳ありません)

  • あらゆる数に関するエッセイ。
    日本列島の島の数。
    国会議員の数。
    電話番号の国番号の不思議。
    などなど。
    楽しめます。

  • 読書録「渡る世間は「数字」だらけ」4

    著者 向井万起男
    出版 講談社

    P253より引用
    “人生で一番大事なのは、調子のイイ時ではありません。調子の
    悪い時をできるだけ少なくし、調子の悪い時にもドン底まで墜ち
    ないようにすることです”

     宇宙飛行士の旦那として有名になった著者による、数字にまつ
    わる話を綴ったエッセイ集。
     愛人と本妻についてから大リーグについてまで、示唆に富んだ
    面白い文章で書かれています。

     上記の引用は、最後の4割打者について書かれた話での一文。
    負けるにしてもより良く負ける、ゲーム理論というやつでしょう
    か。だれでもドン底まで墜ちようとして墜ちて行くわけではない
    でしょうが、たまに必死に底を目指して泳いでいるような人もい
    るように思います。
     著者の野球好きがよく分かる一冊です。

    ーーーーー

  • 向井千秋の亭主。少し皮肉屋でシャイで天邪鬼。10本足のタコ。12人の怒れる男。十二指腸。読んでると、その生真面目さも伝わってくる。何か気になったのは、自虐的でアイロニカルなところが、私とよく似ているからか。もう一冊読んでみよう。
    3つのi
    Informative 情報を提供する
    Interesting おもしろい
    Inspiring 感激させる

  • さらっと読めます。ヒマな時、空いた時間などに。

  • 集中できないとき、流し読みするには楽しめる。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

むかい・まきお 1947年、東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部准教授、病理診断部部長を務めた。
「宇宙飛行士・向井千秋の亭主」であることを潔く自認し、『君について行こう 女房は宇宙をめざした』『続・君について行こう 女房が宇宙を飛んだ』などのエッセイを執筆。2009年、『謎の1セント硬貨 真実は細部に宿る in USA』で第25回講談社エッセイ賞を受賞。著書に『ハードボイルドに生きるのだ』『渡る世間は「数字」だらけ』『無名の女たち 私の心に響いた24人』『米国の光と影と、どうでもイイ話』など。

「2018年 『人に言いたくなるアメリカと野球の「ちょっとイイ話」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

向井万起男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×