- Amazon.co.jp ・本 (616ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062766890
感想・レビュー・書評
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久々の白石君目線。
白石君がウジウジしててちょっとイラっとしつつも、
舞台が長崎になったりと新展開でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりに白石君ベース。
図書館燃えて帰ってきてからの彼の行動は、正直小夜子に従順くらいの印象しかなく、なに考えてたのかよくわからなかったので、この時期に視点キャラになってくれてよかったです。
しかし……龍造寺視点に慣れてしまって、なんというか、軽さが恋しい。
結構皆さん丈夫ですよね。城野さんの件があるから油断できないけど。
あれ、この人が?という再登場がちらほら。髄分巻を跨いでるからすぐには思い出せませんでした。 -
海とは生を孕む母であるが、それとともに死を抱く父でもある。動物を生かし、同時に殺す。妖怪が発生することも十分考えられる。三途の川を渡るものは船である。海を渡るものは・・・?
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船幽霊というと思い浮かべる絵があります。多分漫画で見たんじゃないかと思うのですが、細い線で描かれた波間から無数の手が突きだしていて、何だか幻想的な絵でした。ずっと昔に一度見たきりなのに、その後何度も夢に見たほど印象的で、そのくせ誰の何という漫画で見たのかは思い出せないんですよね。もう一度見たいなあ。
私が買った本は、文庫の第1刷なのですが、不思議な誤植(?)があるんです。44ページ目なんですけど、「段ボール・箱をあけながら、訊いてみる。」という文章があって、手書きっぽい線で「・」が丸で囲んであるんですよね。「段ボールの」に直したかったのかしら?それとも「詰める」って意味で丸つけたのかしら?謎です・・・ -
いかんせん話が膨らみ過ぎな気もするが、なかなかに楽しめた。次回が楽しみ。