妖怪アパートの幽雅な日常 5 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2299
感想 : 141
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768566

感想・レビュー・書評

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  • 2学期になって、新しい先生が二人登場します。
    どちらも個性的で、これからどう関わっていくのか楽しみです。
    生徒会長が男前で格好いいですね。

  • 新キャラ登場。
    両極端で類型的でとっても判りやすい。
    善か悪か、ではなくて善意の形が違うという捉え方には
    目から特大の鱗が落ちた心持ち。
    『自覚する』って大事なことなんだなぁと。

    式神遣い、ブックマスターの修行物語というファンタジー的な側面で読むか
    高校生男子の日常と成長を描いた話という側面で読むかで
    だいぶ楽しみ方が変わってくるシリーズだと思う。
    そういう意味では読む人を選ぶかも。
    個人的には成長譚として読みたい派なので
    青木先生という厄介なタイプも出てきたとはいえ
    千晶先生という理解ある大人が増えたことは感慨深い。
    どっちかというと自分は青木先生に近いな(反省と自戒の意味も含めて)。
    放ったらかしにするのはタイミングとか距離感を推し量るのが難しいのよね。
    頭で判っていても実践できない辺りまだまだ修行が足りんな。

    それはそうと千晶先生と夕士の貧血を巡る遣り取りや
    それを見た田代ちゃんの反応が
    どうもBL方面にシフトしているように思えるのは勘ぐり過ぎか???

  • 今度は滝ですか‥。

    新たに強烈キャラが2人登場。

    青木先生がコメディエンヌに見えるのは、わたしだけでしょうか?
    セリフや行動がすべてコントみたいでツボにハマってしまいました。

    実際にこんな人いたら嫌だな‥。

  • 千晶ちゃん…ほんとに簿記の先生?

  • 青木先生の話をさくさくっと反論出来る千晶先生がかっこいいですね。善意ほど怖いものはない。気をつけよう。もうちょっと観察力を身につけねば。。

  • 本作は夕士の成長を見ることができます。

    他人の心を気遣い、働き掛ける。
    その過程で過去の学びを更に自分のものへと昇華させている姿は非常に心強かったです。

  • 青木って


    考えてたら一つの宗教みたいだなって思った。
    いる、こういうやつ




    ……
    稲葉!
    君も一歩間違えたらそっち行くから!
    青木よりになんなよ。(4巻はマジで思った)

    それから

    もう、前説いらないんじゃないか?

  • 今回もあっというまに読みました。新しく登場した千晶先生が最高すぎる。普段やる気ない感じだけど、よく人のことを見ていて切れ者。そして、貧血で倒れるけど歌が上手い。高校時代、私もこんな先生に出会いたかったなぁ。生徒会長の神谷さんもすごくいい人ですね。先生だろうとはっきりものを言う、とっさのことでも意図に気づいて即対処する。自分もあんなカッコイイ女性になりたいです。今回も多くの名言、るり子さんの料理もおいしそうでお腹いっぱいの一冊でした。そして本編が終わってからのバレンタインのクリの可愛さ。あれは反則でしょ。

  • 夕士、高校2年の二学期。新しい個性的な教師が2名登場。千晶先生(男性)と青木先生(女性)。
    千晶センセイはとっても素敵ですね。今後の活躍?にも期待したいです。
    青木先生は極端に描かれている気もしますが、こういう種類の“善意”を持った人は結構いる気がします。自分自身も気づかないうちにやらかしてそうです。「地獄への道は善意で舗装されている」とは名言だな〜と思います。
    神谷生徒会長と英会話クラブの江上部長、二人とも女子高生ですが、男前!ですね。
    巻末の「スペシャル・ヴァレンタイン・デー」も面白かったです。何回読んでもニンマリしてしまいます。

  • 今時こんな先生も生徒会長もいないよ!とつっこんでしまった……
    でもこんな生徒会長いたらいいな……(笑)

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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