同期 (講談社文庫)

著者 : 今野敏

• 講談社 (2012年7月13日発売)

作品紹介・あらすじ

警視庁捜査一課の宇田川は現場で発砲されるが、突然現れた公安所属の同期の蘇我に救われる。数日後、蘇我は懲戒免職となり消息不明に。宇田川は真相を探るが、調べるにつれ謎は深まる。"同期"は一体何者なのか?組織の壁に抗い、友を救おうとする刑事の闘いの行方は!?今野敏警察小説の最高峰がここにある。

感想・レビュー・書評

[ちいちゃん2さんの感想 · 2024年3月31日]

今野敏の警察ものは面白いです。その中で同期に焦点を当てたところが他の職場にも当てはまってました。

[やすおさんの感想 · 2024年2月27日]

家族とも友人とも違う同期という微妙な距離感がなかなか面白かった

[mokamocaさんの感想 · 2023年12月2日]

捜査一課の宇田川は捜査中に発砲されるが、たまたま同期の蘇我に助けられる。
蘇我は公安所属の警察官だ。
その後、突然に蘇我は懲戒免職となり姿を消した。
気になった宇田川は蘇我の消息を追うが、上からストップがかかる。
一体、蘇我の懲戒免職の裏に何があるのか？
そして、宇田川たちが捜査している殺人事件との関係はあるのか？
刑事になったばかりだった宇田川が、同期を助けたいという想いからどんどん成長していく過程も面白かった。

2023.12.2

[りょうさんの感想 · 2023年10月21日]

所属する部署もタイプも違う2人。しかし､同期ということはずっと変わらない。同期の2人が関係した事件解決に向け､警察組織の複雑な関係なども絡んで最後まで楽しく読めました！

[ごまとおもちさんの感想 · 2023年9月2日]

警察モノではありますが、そこまでゴリゴリの警察モノではなく、物語として読みやすかった。

[シロさんの感想 · 2023年8月23日]

物語がおもしろく、特に主人公と蘇我、先輩刑事の植松と土岐の、それぞれの同期関係がとても良かった。

[太宰漱石さんの感想 · 2023年8月18日]

今回も面白かったですね〜。
ただちょっと難しかった。

[にびかさんの感想 · 2023年2月18日]

どんどん成長していく主人公
味のある先輩二人
深まる謎
なかなかおもしろかった

最後の事件の背景が少し小難しかったのと登場人物が混じって少し混乱

[みかんさんの感想 · 2023年1月18日]

宇田川刑事、同期シリーズ1冊目
蘇我が懲戒免職になって消える話

[みっちーさんの感想 · 2022年12月13日]

刑事モノ
面白かった☺️
軽く読める作品。刑事ドラマを見ているような感じ。

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」