爆ぜるゲームメイカー (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773751

感想・レビュー・書評

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  • “嫌われ者に愛の手を”―週刊誌記者・小谷野丈二のもとに届いた謎のメモは、壮絶な復讐劇の始まりだった。別れた妻子を救うため、三人の“嫌われ者”と共に「死のPK戦」に挑む丈二。死闘の果てに、復讐に燃える男・オオシマの“本当の狙い”がわかった時、戦慄の結末が待ち受ける。

  • 古野:購入(2012/12)
    最後のおちがどうも…

  • 相変わらず見事なキャラクター劇とスピード感のある展開で素晴らしい安定感。
    ラストの温さに一瞬不安にさせられたが、最後の最後でしっかり期待に応えてくれました。

  • 展開はおもしろかったのですがオチがよくわからなかったので読んだ人は教えて!

  • 『いつだってそうだ。嫌な予感ほど、的中する。』

    『一番の悪は誰なんだ。国民の不安を煽って銭を稼いでる奴らじゃないのか。頑張って夢を叶えましょう。幸せになりましょう。今のあなたは、本当の幸せを掴んでいないですよね、ときたもんだ。いいか? こんな豊かな国に生まれた時点ですでに俺たちは幸せなんだよ。騙されてることに早く気付け』

    『さあ、急いで勝美を助けてくださいね。せっかくヒーローになれるチャンスなんですから』
    『じゃあ、どうして、俺の脚にこんな真似をした』
    『だって、ヒーローにはピンチがつきものでしょ』

    『その人は、どんな人なんですか?』
    『まあ、一言で表現すれば ー ゴキブリとドブネズミとハイエナが合体した生物が、悪知恵を得たような感じだな』
    『全然、一言じゃないですね』

    『あの…これって犯罪ですよね?』
    『正義のためなら多少のことは許されるんだよ。』

    『アタシの役どころは、地味なあんたと違ってヒロインなわけ、そう簡単に死ぬわけないでしょうが』

    『嫌われるほうが楽だから、わざとその道を選んで歩んできたんだけどな。誰かに好かれようとして生きていくほど、胸クソが悪いものはない。』

  • 一気読み。
    木下作品は面白いけどくだらない作品も多いが、今回は筋がしっかりしていて読み応えがあった。

    本作の登場人物で続編が描かれそうな終わり方。それはそれで期待して待とう。

  • えッ!こいつこんな感じで死ぬの!?
    みたいにちょっとあっさりしてるところはあったけど、なかなかおもしろかった!

    読みやすくて、いいね。
    もうちょい欲しかったけどね。いろいろと。シオタラン。

  • デビュー以来,方向性のブレないドタバタ劇。
    初期の勢いたっぷりの木下半太も良いが,最近は確実にうまくなっている。

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著者プロフィール

一九七四年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー』『裏切りのステーキハウス』など。『悪夢のドライブ』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品多数。『ロックンロール・ストリップ』映画化の際は、自ら監督も務める。「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系列)では自身初の特撮作品メインライターに抜擢された。

「2022年 『オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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