- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062774246
作品紹介・あらすじ
「彼が現れると、誰かが死ぬ」。都内の観賞魚専門店に流れる、黒服の美少年にまつわる奇妙な噂。家庭の事情を抱えた女子大生・浅岡彼方は、日給五万円に惹かれて、その少年の屋敷で魚の世話をすることに。そこで彼女は、理想の君・高槻に遭遇する。純愛の行方は?そして、噂の少年"thanatos666"の正体とは?-。
感想・レビュー・書評
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面白かった。
めっちゃ面白かったから
文庫版の続き出してくれはやく頼む。 -
2014/9/8(月曜日)
再2015/4/5(日曜日) -
語り手が高槻さんではなく、新キャラな女の子でした。
語り手は何も知らないから、立花兄弟の性質も、高槻さんの仕事もわかっていない。それがなんとも新鮮だし、違和感だし・・・
とりあえず、思っていたより高槻さんは変な人だったことが判明‼ -
かなり悲惨なお話のような気がするが、主人公が結構飄々としていて軽く、ちょっと拍子抜け。面白かったんだけど。
「縄張り意識が強いのは、仲間がいると自分の取り分の餌が確保できないから。アユは自分から孤独になろうとするんです。人間は一人では生きていけないっていうけど、アユは生きるために一匹になる。寂しくなったりしないんです」(p.170)
「そもそも働かざるもの食うべからずって戦中戦後の発想だから。働けない奴の世話を焼いてやるための政治で文明だろーが。」(p.350)
反感を買いそうな発言ですね。後半については保留しますが、働かなくても生きていける人を許容するくらい現代社会は豊かになっています。バランスの問題でしょうけどね、今のところ。そのうち、働きたくない人は働かなくても良い社会が来ると信じています。私はそれに間に合わなさそうですが。 -
一気読みしてしまいました。面白かった!
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タナトスシリーズ三作目。
今回はミステリーじゃなかった、らぶすとーりーやった…!
ミキちゃん!!もう!!
カナちゃん視点だったので新鮮でしたわ。
高槻さん、カナちゃん、死なないで!(笑) -
高槻さんも壊れていた事が判明したのね(笑)私には巨大水槽の世話は出来そうにないです。絶対に魚の餌さわれない(泣)