本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062777469
作品紹介・あらすじ
当時、日本海軍機動部隊は世界最強の実力を誇っていた。太平洋戦線における稼働隻数、戦闘機の性能、搭乗員の伎倆と多くの点で米軍を凌ぎ、米国側も「勝ち目なし」と悲壮な覚悟を固めていたほどだった。にもかかわらず、なぜ日本は敗れたのか? 今となっては貴重な、将兵たちへの直接取材をもとに著す傑作戦記。
感想・レビュー・書評
-
上巻は、MI作戦の構想段階からミッドウェーでの3空母被弾までを、関係者へのインタビューと緻密な考察で描いていく。
慢心や組織間の対立などが悲劇へと収斂していく様を淡々と追っていくのは、結末を知っているだけに非常にやきもきするというか、やるせない。
大惨事が目の前まで迫っていても、当の本人達がその危うさに気がついていなかったというのが、なおさらその感を強くする。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示