闇権力の執行人 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
3.50
  • (2)
  • (7)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 105
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062811392

作品紹介・あらすじ

日本の中枢に巣くう暗黒集団の実体!
「私たちを嵌めた奴らの実名を全て書きます!」
佐藤優氏「解説」50P付き

「政治家」「検察」「官僚」の邪悪なリンク――日本の中枢に巣くう暗黒集団の実体を、命を賭けて告発するインサイド・ストーリー! 検察官が取調室で吐いた信じられない言葉、外務省の奥の院で行われた陰謀、迂回献金の真実などを初めて明らかにし、「闇権力」の冷酷な素顔に迫る。この恐怖の事実は権力のど真ん中にいた者にしか書けない!

※本作品は2006年1月、小社から刊行されたものを文庫収録にあたり大幅に加筆、再編集しました。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2007/10/25 Amazonにて購入
    2009/4/22〜4/30
    移動用に読んでいた鈴木宗男著「闇権力の執行人」を帰宅途中の電車内で読了。
    外務省がらみでバッシングを受けた鈴木宗男衆議院議員が、当時の裏話を綴った本。一方の話だけを信じ込むのは危険だが(まさに当時の鈴木議員もそうだったのだろうが)、ここに書かれている話が本当なら、日本は、あるいは外務省は腐っている、いや腐りきっているのであろう。まあ、最近の外交ベタを見ていると(北朝鮮問題しかり、中国問題しかり)、鈴木議員の言っていることがほぼ本当だと思わざるを得ない。我々一般人にとって、議員は選挙という評価ができるが、公務員は一度なられてしまうとどうしようもない。確かポッドキャストでほりえもんが言ってたが、ゆとり世代がそろそろ一種試験を経てキャリアになるころ。ますます日本の先行きは暗そうである。

  • 政治の世界は魑魅魍魎の住む世界だと思っていたけど、もっと深い深い闇があるのだと教えられた。
    昨今政治家にイジメられる官僚の姿を見かけるが、この本を読むと官僚というのは国民に奉仕する姿勢というものを失っているのかもと感じた。

  •  鈴木宗男代議士が、自らに掛けられた嫌疑を解説している。
     全ては「ムネオ潰し」策略によるもので、その仕掛け人が外務省であると言う。
     ここに書かれていることが全て真実なのかどうかは俄に断定しがたいが、数多くの外務官僚が実名と写真入りで、彼に対し何を画策したのか事細かに書かれていることは注目に値する。
     記載事項が鈴木代議士による捏造であれば、ただちに名誉棄損で提訴されるだろう。
     もし、この本の一部でも事実ならマスコミが取り上げるべきだろうが、そうならない理由もここに述べられている。
     マスコミの報道を鵜呑みにしてはならないと、あらためて実感させられる書。(少々冗長のきらいはあるけど)

  • 内容は佐藤優氏の「国家の罠」他の著作とのダブり多し。一部外務官僚のデタラメさ。最近の北方領土・尖閣問題でも、日本外交は大丈夫か?という状況が続いてます。

  • 外務省のバカ面一覧

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

昭和二十三年北海道足寄町に生まれる。四十四年衆議院議員中川一郎秘書。四十五年拓殖大学政経学部卒業。五十二年農林水産大臣秘書官。五十五年科学技術庁秘書官。五十八年衆議院議員初当選。平成元年防衛政務次官(宇野内閣・海部内閣)。二年外務政務次官(海部内閣)。四年自民党副幹事長。六年衆議院議員 沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員長。九年国務大臣 北海道・沖縄開発庁長官(橋本内閣)。十年内閣官房副長官(小渕内閣)。十一年自民党総務局長(小渕総裁・森総裁)。十四年衆議院議員運営委員会委員長。十七年新党大地結成。同代表就任。二十一年衆議院議員八期当選。衆議院外務委員長。二十二年在職二十五年永年在職議員表彰。二十三年新党大地・真民主結党。同代表就任。二十四年新党大地に改名。同代表就任。

「2014年 『「日本の分」について考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴木宗男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×