- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062811392
作品紹介・あらすじ
日本の中枢に巣くう暗黒集団の実体!
「私たちを嵌めた奴らの実名を全て書きます!」
佐藤優氏「解説」50P付き
「政治家」「検察」「官僚」の邪悪なリンク――日本の中枢に巣くう暗黒集団の実体を、命を賭けて告発するインサイド・ストーリー! 検察官が取調室で吐いた信じられない言葉、外務省の奥の院で行われた陰謀、迂回献金の真実などを初めて明らかにし、「闇権力」の冷酷な素顔に迫る。この恐怖の事実は権力のど真ん中にいた者にしか書けない!
※本作品は2006年1月、小社から刊行されたものを文庫収録にあたり大幅に加筆、再編集しました。
感想・レビュー・書評
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2007/10/25 Amazonにて購入
2009/4/22〜4/30
移動用に読んでいた鈴木宗男著「闇権力の執行人」を帰宅途中の電車内で読了。
外務省がらみでバッシングを受けた鈴木宗男衆議院議員が、当時の裏話を綴った本。一方の話だけを信じ込むのは危険だが(まさに当時の鈴木議員もそうだったのだろうが)、ここに書かれている話が本当なら、日本は、あるいは外務省は腐っている、いや腐りきっているのであろう。まあ、最近の外交ベタを見ていると(北朝鮮問題しかり、中国問題しかり)、鈴木議員の言っていることがほぼ本当だと思わざるを得ない。我々一般人にとって、議員は選挙という評価ができるが、公務員は一度なられてしまうとどうしようもない。確かポッドキャストでほりえもんが言ってたが、ゆとり世代がそろそろ一種試験を経てキャリアになるころ。ますます日本の先行きは暗そうである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
政治の世界は魑魅魍魎の住む世界だと思っていたけど、もっと深い深い闇があるのだと教えられた。
昨今政治家にイジメられる官僚の姿を見かけるが、この本を読むと官僚というのは国民に奉仕する姿勢というものを失っているのかもと感じた。
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鈴木宗男代議士が、自らに掛けられた嫌疑を解説している。
全ては「ムネオ潰し」策略によるもので、その仕掛け人が外務省であると言う。
ここに書かれていることが全て真実なのかどうかは俄に断定しがたいが、数多くの外務官僚が実名と写真入りで、彼に対し何を画策したのか事細かに書かれていることは注目に値する。
記載事項が鈴木代議士による捏造であれば、ただちに名誉棄損で提訴されるだろう。
もし、この本の一部でも事実ならマスコミが取り上げるべきだろうが、そうならない理由もここに述べられている。
マスコミの報道を鵜呑みにしてはならないと、あらためて実感させられる書。(少々冗長のきらいはあるけど) -
外務省のバカ面一覧