小沢一郎 完全無罪 -「特高検察」が犯した7つの大罪 (講談社+α文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062814379

作品紹介・あらすじ

テレビや新聞が絶対に報じない真実がすべてここにある!!

●小沢問題に見る日本中枢のメルトダウン
●検察の裏ガネと小沢一郎の関係
●子どもを人質に恫喝の事情聴取10時間
●なぜ東大出身の議員は逮捕されないのか
●無実の政治家・官僚7人を陥れた罪

小沢一郎の政治資金団体の元資金管理責任者が語る、豪腕政治家のカネの真実、そして検察が小泉純一郎政権で変質していく過程を検証する、超弩級のインサイド・ストーリー! 現在の検察のやり方を許したら、この国では誰でも、明日は監獄の中だ!

感想・レビュー・書評

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  • 検察の面子と言うか、
    日本の「特高警察」の文脈がいきているような気がした。
    時代は変化して、「悪人、悪役、悪玉」の印象操作を
    検察が マスコミにリークして、バッシングをすることだ。
    とにかく、検察がつくったシナリオが基本なんだね。
    逮捕した以上 認めれば 執行猶予。
    否認したら、有罪と言う なんという恐ろしい状況。
    密室において、精神的心理的に圧迫することで、
    検察が用意した 調書にサインさせる。

    検察の裏金(機密費)と大阪地検 三井環の告白。
    小沢一郎派の石川知裕議員の逮捕。
    小泉純一郎の検察との提携。抵抗勢力鈴木宗男逮捕。
    ロシアルートの佐藤優の逮捕。
    そして、喧嘩両成敗のように、田中眞紀子を葬る。
    ロッキード事件を利用して 三木武夫首相は田中角栄を葬る。
    実際には、中曽根康弘のほうが、本命だったのだ。
    村上正邦、村岡兼造、村木厚子、石井一が 犠牲になった。
    リクルート事件の江副浩正包囲網。
    未公開株の譲渡は賄賂となるのか?
    値上がるかどうかが見えない中で、賄賂とするのは難しい。
    しかし、よく 幅広くバラまいたものだ。江副の気前よさ。
    いわゆる 日本の権力闘争の中で 検察は常にうまく立ち回る。
    その中で、自分たちの権限を守り、マスコミを活用する。
    検察は 恣意的に 事件をつくりあげることで延命する。

    私(小沢一郎)は父親から
    「決して言い訳するな」としつけられました。日本的美徳だね。
    なぜか、権力を持ったものが 個人的な怨みで、陥れるって
    とてもこわい感じがするなぁ。

  • メディアが「悪い小沢」の一言で片付けている小沢一郎氏の全容が説明してあります。
    「小沢は悪いことしたんでしょ?」という方も情報を判断すること、自分で考える機会になるのではないでしょうか。

  • 小沢さんの政治を一度見てみたい。しかし、敵が多過ぎる。

  • 読めばわかる。小沢氏は「完全無罪」なのだ、ということが。この国の検察組織もマスコミも、相当ひどいものだ。

  • いつの世の中も、多角的に多方面から物事を見ること、俯瞰的に物事を見る重要性を改めて考えさせられる一冊である。色々な意見や感想はあるだろうが、凝り固まった思考は真実探求の阻害要因にしかならない。本書は、小沢一郎民主党元代表に向けられた疑惑への対抗として筆が進んでいるが、過去の他事例を引き出しながら、読者に対し 俯瞰的に物事を見る重要性を説いていると思われる。

  • ロッキード事件やリクルート事件など、

    過去の政治の事件のことなども勉強になりました。

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著者プロフィール

元衆議院事務局委員部長、元参議院議員

「2020年 『平野貞夫・衆議院事務局日記 第五巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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