できる人はなぜ「情報」を捨てるのか (講談社+α文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062815055

感想・レビュー・書評

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  • 文庫だが、これはかなり有益。
    使えるところ抜粋。

    違いはほんの少しの覚悟、「捨てる勇気があるかないか」だけ。
    情報をどんどん捨て、「他の人と違うアウトプット」の素地をつくる。

    「知床」「ガザ地区」のようなちょっと引っかかるところで、立ち止まる
    こともスキルの一つ。スルーを繰り返していると、「何がわからないか」
    まで分からなくなってしまう。

    道の部分がほとんどないニュースは読まない。
    「暗雲が立ち込めてきた」「波紋を呼びそうだ」などの言い回しの
    ネタには新しい要素はほとんどない。

    家の本を4つに区分する。
    座右本、既読本、進行中、読書ノート待ち。

    アウトプットを見越して拾っておく情報には、ディテールが大事。
    ディテールを掘り下げる質問をすると、話がつながり広がる。

    書類では重要なところをマーカーする以外に、不要なところに×をする。

    そしてこれは印象深い一節。
    「思いついたネタを書いておくときの大事な心構えは、『決して恥ずかしがらないこと』」

  • 情報を捨てるということは,大事なことです。そうは感じていましたがなかなか踏み切れないもの。背中を押してくれるような本でした。まとめサイト、犬の耳、隠れてメモをする,オリジナリティは恥ずかしがらないこと!などは,良いキーワードでした。

  • 記者経験がある著者の、情報の捨て方。前書きにある「情報過剰で死なないための」という設定に惹かれた。予想以上にばっさばっさと捨てる話が満載。捨てるプロセスを4つに分けて、丁寧に実践法が紹介されている。読みやすく、ロジックに淀みがないので気持ちがいい。例えがうまいので言葉の選び方も勉強になった。

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著者プロフィール

奥野宣之(おくの・のぶゆき)
1981(昭和56)年、大阪府生まれ。
同志社大学でジャーナリズムを専攻後、出版社、新聞社勤務を経て作家・ライターとして活動。
読書や情報整理などを主なテーマとして、執筆、講演活動などを行っている。
『情報は1 冊のノートにまとめなさい[ 完全版]』『読書は1 冊のノートにまとめなさい[ 完全版]』(以上、ダイヤモンド社)、
『学問のすすめ』『論語と算盤(上)自己修養篇』『論語と算盤(下)人生活学篇』(以上、
致知出版社「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」現代語訳)など著書多数。

「2022年 『心をつかむ文章術 無敵の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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