甘い生活 (講談社+α文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062816274

作品紹介・あらすじ

18歳の時、映画『甘い生活』を観て、「ようし、編集者になろう!」と決心した少年は、その後の編集者人生42年と8か月をいったいどう過ごしたのか? 面白い人、尊敬できる人、ハチャメチャな人……、忘れられない数々のチャーミングな怪物たちとの出会いをヴィヴィッドに綴った著者の処女エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルにちなみ、ハイボール飲りつつ深夜読書を愉しむ。さて本書。著者は元集英社の週刊プレイボーイ・月刊PLAYBOYのカリスマ編集長が語る欣喜雀躍の涙を流したこと、腹の底からの哄笑話、1本200万円の1929年のロマネコンティを飲む好機を得たエピソード、眠るのを忘れてしまう面白本、開高健・柴田錬三郎をはじめとする文豪との交歓等々、ダンディズムとエロが並立する価値観、悪魔の食卓に舌鼓…、人生の酸い、苦さ、辛さを「甘さ」で括る知的&痴的好奇心、加えて尽きない物欲。恐るべし齢七十五のステキなおじいさんならぬおじさん。副交感神経を活発にさせてくれる枕頭のエッセイ集。ナイトキャップのお供にどうぞ!

  • 18歳の時、映画『甘い生活』を観て、「ようし、編集者になろう!」と決心した少年は、その後の編集者人生42年と8か月をいったいどう過ごしたのか? 面白い人、尊敬できる人、ハチャメチャな人……、忘れられない数々のチャーミングな怪物たちとの出会いをヴィヴィッドに綴った著者の処女エッセイ集。

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著者プロフィール

島地勝彦(しまじ・かつひこ)
1941年、東京・奥沢に生まれる。4歳で岩手県一関市に疎開し、一関第一高等学校を卒業。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」編集部に配属され、1983年に同誌編集長に就任、100万部雑誌に育て上げる。その後「PLAYBOY 日本版」「Bart」の編集長を歴任し、取締役を経て、集英社インターナショナルの代表取締役に。2008年に退任後、エッセイスト&バーマンに転向する。シングルモルトをこよなく愛し、現在、西麻布にて「サロン・ド・シマジ」を経営、毎日バーカウンターに立つ。
著書に『甘い生活』『知る悲しみ』『アカの他人の七光り』(いずれも講談社)『salon de SHIMAJI バーカウンターは人生の勉強机である』(CCCメディアハウス)など、多数がある。

「2023年 『時代を創った怪物たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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