妊娠出産ホンマの話 嫁ハンの体とダンナの心得 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 73
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062817349

作品紹介・あらすじ

「つわりはポテチとコーラで乗り切れ」「僕が性別告知をしないわけ」「お産は痛みがあってナンボという、ばあさんの根性論はガン無視を」「実はめっちゃ邪魔ですが(笑)、立ち会い出産おすすめします」「育児雑誌やネットを見て、いらんこと心配する嫁ハンにツッコミを」etc. ドラマ化もされた人気漫画「コウノドリ」の主人公のモデルとなった産科医が本音で教えるお産のすべて。夫婦で必読!

◎目次
はじめに
第一章 父親になるって「自分、どないやねん」
第二章 嫁ハンに山あり谷あり40週
第三章 ダンナも知るべし「お産のリスク」
第四章 「イクメン」ってなんやねん!?
第五章 産科医のクライアントは赤ちゃん
おわりに
文庫版あとがき

感想・レビュー・書評

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  • <内容紹介より>
    「つわりにはポテチとコーラ」「僕が性別告知をしないわけ」「お産は痛みがあってナンボという、ばあさんの根性論はガン無視を」「実はめっちゃ邪魔てますが(笑)、立ち会い出産すすめます」「育児雑誌やネットを見て、いらんこの心配する嫁ハンにツッコミを」etc. ドラマ化された人気マンガ「コウノドリ」の主人公のモデルとなった産科医が本音で教えるお産のすべて。夫婦で必読!

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    奥さんはツラいのだろうな、という気もしますが、夫婦ふたりで、できるところをやっていこう。と思います(笑)
    できる限り寄り添いながら、かつ我慢しすぎず。

    たしかに、「間違いなく安全!」というものではありませんが、心配しすぎずに、ポジティブに過ごしていきたいです。

    とりあえず、赤ちゃんの体は想像以上に丈夫である、ということを知って、安心しました。
    たしかに、子猫なんかも結構しっかり抱いても平気ですもんね。

  • 漫画・ドラマでお馴染みの「コウノトリ」の主人公のモデルである荻田先生の妊娠・出産読本。

    男性向けの出産・育児本をいくつか読みましたが、HOW TO的なフォーマットで「自発的に家事をしよう」とか「”手伝う”は禁句」とかレベル低いことしか書いてない本が多い中、これはすごくよかったです。

    読みやすい文章で書かれてて、文庫版はコンパクトだし、出産・育児に関する本で迷ってるなら人を選ばずオススメです。

    お産の大前提「安全性の確保」であり、その上に初めて「安心」と「アメニティ」があるという意見は非常に共感しました。

    また、「家族は(父親は)かくあるべき」という”世間のモノサシ”ではなく、奥さんときちんと会話をして”自分のモノサシ”、”家族のモノサシ”を作るべきというのも核心をついてると思います。

    なお、個人的には”オキシトシン”の話が非常に興味深かったです。
    生物学的に、(オキシトシンの分泌量が)男性よりも女性の方が多いので、システム的には男性は子育てに向いていないのです。だからこそ、男性はその事実をを理解した上で、出産・育児にどう向き合うか、もっと考えないといけません。

    家族を一つのプロジェクトとして捉えてみると、得意・不得意の違う2人(夫婦)で、出産・育児という課題をどうやって乗り越えていくべきかというだけ話です。だから、ちゃんと会話をして、ちゃんと考えて、話し合えば、たいていの問題はうまく解決できると思います。

    コウノトリも読みたくなった…

  • 夫目線で読みました。

    来年から妊活しようと考え、最初に手にとってみました。
    まだ何も動き出せていないので大げさな表現は控えますが、最初に手にとったのがこの本で良かったと感じています。

    軽快で読みやすい関西弁の文体とは裏腹に、その内容はとても思慮深いです。お母さん、赤ちゃんのことを最も大事に考え、現場にて医者の立場では口出しできないような私見について赤裸々に丁重に述べてあります。
    そこに、この方は信頼できる先生だな、、と、お人柄を感じました。

    内容としては、妊娠出産の流れやリスク、世の中の信憑性に欠ける情報について勉強になりました。更にそこに加え、夫がどのように貢献していくべきかという視点がありがたかったです。先生は神ダンナ、神イクメンになれと言わない。正直、夫は”立ち尽くすしかないし作業的には邪魔にしかならない”という状況もあるけど、チームとして責任の一端を担う覚悟を持ってそこに居ることで、妻はもちろんお医者さん側の助けにもなるのだという知見は他では学び難いことなのではないかと思います。

    妻が孤独にならぬように、またストレスにならぬよう精進したいと心から思いました。ありがとうございました。

  • 旦那に読んでもらいたいのですけどね…(;´∀`)
    妊婦が読んでも情報として良いかと。

    ネットなどでも色々な情報が溢れてますが、
    やはり「コウノドリ」のモデルの先生、となると
    信頼感が違う気がします。
    とはいえ信頼しすぎずに、と本編の中でも言っちゃうところがまた良し(笑)

    この本とかを手にとって読んでくれる旦那がいる方が羨ましいです(笑)

  • お産のリスクや日本のお産の現状などを関西弁で解説!
    コウノドリのサクラ先生のモデルとなった先生が語るお産について。
    是非夫婦で読んでほしい

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著者プロフィール

泉州広域母子医療センター長、りんくう総合医療センター産婦人科部長。産科医にしてジャズピアニスト。漫画「コウノドリ」(講談社)の主人公・鴻鳥サクラのモデルでもある。

「2021年 『最新改訂版 らくらくあんしん妊娠・出産』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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