- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062832038
作品紹介・あらすじ
後藤竜二 講談社児童文学新人賞受賞40周年
受験で6年生がやめ、エースの吉野君もやめたいといいだし、少年野球チーム「ブラック=キャット」は解散の危機。新しくキャプテンに選ばれた勇は、運動神経抜群だが、ぐれて仲間はずれだった友達の秀治をチームに誘い、剛速球のエースにしようとするが……。
チームの危機にあきらめずがんばるキャプテン・勇の姿が印象的です。ぼくも勇のように、困難をのりこえ、がんばっていきたいと改めて決意しました。――松井秀喜
感想・レビュー・書評
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五年生の勇が所属する少年野球チーム「ブラック=キャット」は、受験で6年生が辞め、エースの吉野くんも辞めたいと言い出して、解散の危機に。
新しくキャプテンに選ばれた勇は、人数が足りなくなったチームに新メンバーを入れるべく、仲間を探しに行くが…。
☆3.5くらい
前半が特に面白かったかな。
勇がグレてしまった秀治を誘うため、お化けビルに登るところが好き。ハーコに言われてようやく秀治を誘うというところもリアリティがあってよい。
秀治がブラック=キャットに加入するのもそうだし、洋太くんが本物のキャッチャーになるのも。つまずいてしまったり、くじけてしまったものが、機会を経て、成長する様が美しいと思う。
ハーコやゴロさんやケンや…登場人物も癖があって面白い。
全体的に雰囲気が昭和だなぁと思いながら読んだけれど、初出はどうも1979年なのかな?もしそうならとっても納得。
シリーズは続きがあるみたいなのでぜひ読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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くもんEⅠ問題文
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部員がどんどん抜けていくー
ブラックキャッツは草野球の少年チームとして、ピンチに陥っていた。
キャプテンに就任した主人公ユウは、空いたピッチャーの席を、幼馴染みの哲治に求める。が、哲治は中学生の不良とともに万引きなどを繰り返す、不良になっていたのだー。
さて、ライバルチームに勝つことはできるのか? -
小学生以来の再読。
案の定面白かったです! -
おもしろーい!
後藤竜二さんだから外れないだろうなあと思ったらおおあたーりー!
不良になっちゃった友だちとの関係や
へたくそだけと一生懸命なチームメイトがいい!
塾の先生もいいな~
もっとよみたい!
これは野球少年意外にもおすすめだなー