ハイライトブルーと少女 (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 61
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062838221

作品紹介・あらすじ

二十代も終盤にさしかかりつつある会社員ウミノの一日は、通勤途中にある昔ながらのタバコ屋で幕を開ける。ハイライトを一箱買い、店の前で一服。その窓口にあらわれる店番の少女、如月さなえとのやりとりをささやかな楽しみにしていた。ある日、ウミノはタバコ屋の矍鑠たる老店主、如月志乃が亡くなったことを知る。しばらくの間休業していた店が再開すると、そこには他界した祖母がのりうつったかのような威勢のいい口調と仕草で話す、見慣れた少女がいた。ウミノが"シノちゃん"と名付けたその少女は、彼にある頼み事を持ちかけてくる。

感想・レビュー・書評

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  • シンプルに作者の書きたい話を書いている印象。いい話であるし、好きな作品、特にラストが好きなのだが、そのシンプルさに少し物足りなさを感じてしまったのもまた事実。

  • 前作『そよかぜキャットナップ』の読者の期待を、
    裏切らない誠実な作品。

    すでに靖子さんらしさって言うのが出来上がった感じですね。

    ハイライトってあのハイライトだったんですねw
    表紙ちゃんと見てなかったので、読み始めるまで気づきませんでしたw

    全くの余談ですが、禁煙に成功している自分も、
    椎名林檎に憧れてハイライトを吸っていた時期がありましたw
    格段重いタールと、インクの様な香りに鋭い刺激。
    身体に害する要素しか感じないこの煙草を吸っていた時期は、
    2回目の変声期かってくらい声が変わりましたw
    でも、一番身体に悪そうなこの煙草が、
    一番吸っている感があったのは確かです。

    さて、本編の内容ですが、
    このハイライトと、ロリコンが登場します。

    ええ、ロリコンです。
    表紙の娘は中学生で
    主人公は20代後半ですから。

    でもお下品な話にはなりません。
    少女と、煙草と、ロリコンと。
    こんなお題で案外綺麗にまとまるのですねw

    少し切なくて、なんか心温まるラノベが読みたい方にオススメ。

  • 爽やかでイイ話。
    イイ話過ぎて読むのが辛くなる。

    好きな人ははまるのかもしれない。

  • 二十代後半の青年と女子中学生が織り成す青春小説。ハイライトの薫りと作品の空気感がイイ感じに合ってると思った。にしても、これほど煙草が出てくるラノベって他にないんじゃないだろうか。喫煙者なら、是非ともハイライトを喫みながら読んでほしい。

  • 講談社BOXらしからぬ雰囲気の装丁ですが、内容も独特。
    客観的に見るとロリコンものになってしまいますが、やらしさは無し。主人公・ウミノの性格と、やらしくない挿絵が雰囲気を作っています。

    前作「そよかぜキャットナップ」もそうでしたが、「死」と、「死」に折り合いをつけるという背景テーマがよく効いています。

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著者プロフィール

1987年鳥取県生まれ。早稲田大学、駒澤大学大学院卒業。宗立専門僧堂、岡山県洞松寺にて安居。曹洞宗研鑽僧として渡欧し、オランダの禅川寺、フランスの観照寺、龍門寺を行脚。2012年『そよかぜキャットナップ』で第10回講談社BOX新人賞Talents賞でデビュー。他の著書に『ハイライトブルーと少女』がある。清新で軽快な文体とミステリ的手法を駆使して綴る青春奇譚で注目を集める新鋭作家のひとり。

「2019年 『空色カンバス 瑞空寺凸凹縁起』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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