若おかみは小学生!PART13 花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2009年4月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062850919
作品紹介・あらすじ
魔骨鶏の卵、食べるとどうなっちゃうの!? 春の屋のお客さまからもらった卵を友だちにあげたおっこだが、それが魔界の「魔骨鶏」の卵だったから、さあ大変! 食べた人の様子もおかしくて……。
感想・レビュー・書評
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相変わらず快調。今回は魔界のたまごをめぐる話。みんないい子だったのに、本音?ダダ漏れになり、愉快。
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「わあ。お好み焼きみたいね!」
「もっとかんたんだよ。息子が小さいときに、よく作ってやったもんだ。おっと焦げてきたら、ひっくり返して、しょうゆをはけで塗って。これで、たまごはん焼きのできあがりだ!」
「たまごはん焼き!」
おっこがばんざいした。
伴さんが皿に取りわけてくれた、たまごはん焼きを口いっぱいほおばって、
「熱い!」
と、おっこが悲鳴をあげた。
「熱い! 熱いけど、おいしい!」
半泣き顔と、おいしくってうれしい笑顔がまじりあったおっこの表情に、伴さんが、声をあげて笑った。
康さんも、エツコさんも、そんなおっこを笑って見守っている。
おばあちゃんはすっかりあきれて、しかる気もなくなってしまった様子だ。 -
児童小説ですね。
何やら漫画にもなっているようで。
両親を亡くした女の子が、
祖母の経営する温泉旅館に引き取られ、
ひょんなことから若女将として修行するお話です。
活字も表現も小学生向けですが、
ラノベ感覚で大人でもまあ読めます。
なにやら幽霊率が高いです。
何で買ったかは詮索しなこと。