パスワード 外伝 猫耳探偵まどか (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062853705

作品紹介・あらすじ

2009年に「講談社創業100周年」を記念して、単行本として刊行された『「パスワード」 スペシャル外伝 猫耳探偵まどか』がついに青い鳥文庫化。文庫化に際し、書き下ろし短編『胃袋探偵ダイ』も加えられ、「パスワード」の入門編として、1冊目にもぴったりの内容。
猫語を自在に操り、誰もがその勢いを止められない大胆不敵な「暴走推理」を繰り広げる「猫耳探偵」まどか。彼女の行くところに「事件」あり! とどまることを知らない暴走推理で、不必要なまでにパワーアップし事件解決に右往左往するまどか。彼女こそ新時代の「名探偵」なのか!?
「謎はすべて、この胃袋が消化した! 胃袋探偵ダイ、見参!」がキメゼリフ、おそるべき消化力で大量の食料と謎を次々に片付ける『胃袋探偵ダイ』が大活躍するショートストーリーも同時に収録。

感想・レビュー・書評

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  •  メイド服に猫耳の美少女が探偵、あまりにもねらい過ぎの設定に思いますが、あくまでも小学上級からという読者設定。電子探偵団パスワードシリーズの5人の子どもたちから、神岡まどかと仙崎ダイにスポットを当てた2作が入っています。

     開店休業状態の若王子探偵事務所に入ったまどか。得意の猫誤を駆使して猫に関する事件(?)を解決。本編同様の暴走ぶりも健在で、まどかのキャラが十分に生かされたストーリー展開。ただ、p.133で「二階のどこからか猫の鳴き声がかすかにきこた、ような気がした」というところで、ちょっと結末が読めてしまったのが残念。

     他のメンバーが、名前を出さずにまどかに思い起こされるところが、パスワードシリーズのファンとしては嬉しいですね。

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著者プロフィール

神奈川県に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、フリーライターに。1995年より講談社青い鳥文庫で「パスワード」シリーズをスタート。現在までに37巻を数える人気シリーズとなる。ほかの作品に『竜太と青い薔薇』『竜太と灰の女王』『オレンジ・シティに風ななつ』「レイの青春事件簿」シリーズ(いずれも講談社)、「鉄研ミステリー事件簿」シリーズ(KADOKAWA)などがある。


「2023年 『おはなしサイエンス 恐竜 恐竜の町で見つけたこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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