トキメキ 図書館 PART6 -絵の中の女の人- (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2013年12月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062853934
作品紹介・あらすじ
萌のクラスに転校してきた加賀雅は、美人だけどタカビー。男子のみだったバスケ部に強引に入っちゃうし、無理やり図書委員になっちゃうし……。
そんな強気な雅が苦手な萌だが、雅によりそう着物姿の不思議な女性を何度か見かけていた。
ある日、忘れ物を届けに雅の家を訪れた萌は、壁に飾られた絵を見て、この人こそが着物姿の女性で、雅のおじいさんの伯母だったことを知る。
戦前に若くして亡くなったという小夜さんの絵から目をはなせなくなってしまった萌。その瞬間、
「……かえして。おねがい。かえして……。」という、かぼそい声を聞く。
かなしげな表情で萌に語りかけてくる小夜さんの想いとは?
声が聞こえることを打ち明けた萌に、雅のおじいさんは、小夜さんの話をぽつりぽつりと語り始めた--。
感想・レビュー・書評
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戦前のものにしてはものすごく可愛いですね。
絵だけでなく、その家具作った人も、相当凄いセンスを持っていたと思いますよ。とても戦前のものとは思えない…。
修学旅行の班を子供たちに自由に決めさせるなんて怖いことしますね…。すごい勇気。でも、それで案の定あぶれちゃう転校生に対して、「自分から動け」と叱るなんて…。
それは無神経で済まされる問題ではない気がします。 -
【図書館本】ようやく図書館開かずの部屋の話になって安心したw 事件がひと段落した後のキャラの変わりように唖然。まぁそんなもんだと思ってれば支障はないが。みんな仲良くわいわいやってる姿が微笑ましいので。雅は今後可愛くなっていくのだろう。
次は修学旅行か。自由行動の行先決まったのかな? 楽しみ。