それが神サマ!? 一の巻「あらわる」 (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062854580

作品紹介・あらすじ

しゃん、しゃん、しゃららん、しゃん--。
神社のひとり娘、上埜颯月はこのところ、毎朝どこか遠くから響いてくる軽やかな鈴の音を耳にしていた。
その日、なぜかむしょうに鈴の音の正体をたしかめたくなった颯月は、本殿に入り、音の聞こえる箱に手をかけようとして棚から落としてしまう。
壊れた箱の中から出てきたのは、黄金色の古びた鈴! と、その瞬間、背後に背の高い知らない男の人が立っていて……。

感想・レビュー・書評

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  • 3巻目のあらすじを読んで面白いかもと手に取る。
    家に置いておいたら「なにこれ!」と表紙のイラストにM8が喰いつき、さっさと読み始めている。
    少女向けイラスト、バカにできないかも。

    Mが読み終わるのを待っていたけれど、半分くらいでだんだんと険悪になっていく空気に怯えて読み進められなくなって放置。
    学校の女子間の不穏さが身近すぎて怖いよう。
    ということで、先に読んでしまう。

    上埜神社の娘、颯月は鈴の音に引き寄せられて神社の御神体を祀る本殿に入り込み、自称、神様のハルツグと出逢う。
    ハルと出逢ったことで今まで見えなかったものが見えるようになった颯月。
    そんな時、ユナが転校生としてやってくるが。

    クラスの女王、萌絵。
    転校生のユナ。
    女の子がそれぞれ芯があって頼もしい。
    ハルじゃないけど、二人ともイイ女になるぞー!
    颯月もだけど、彼女たちのこれからの成長と、恋ばなの展開が楽しみ。
    ハルにも秘密がありそうだし。

    それにしても、人々が背負う影、颯月の竜笛を吹くシーン。想像が一番膨らみそうな場面でバンと挿絵が入る。
    この挿絵のタイミングのおかげでチープな少女漫画を読んだ後味。話も面白かったのになあ。

    • だいさん
      >M8が喰いつき、

      いいですね。
      その後の感想が気になるところですが。
      >M8が喰いつき、

      いいですね。
      その後の感想が気になるところですが。
      2016/02/14
  • 2015/3/14(土曜日)

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著者プロフィール

1984年、愛知県生まれ。2000年、『翼をください』で第7回講談社X文庫ティーンズハート大賞佳作を受賞しデビュー。「忍者だけど、OLやってます」シリーズなどのオリジナル作品に加え、『白猫プロジェクト 大いなる冒険の始まり』『リトルウィッチアカデミア でたらめ魔女と妖精の国』『小説 透明なゆりかご』『小説 空挺ドラゴンズ』『さんかく窓の外側は夜』などノベライズも手がける。

「2021年 『大怪獣のあとしまつ 映画ノベライズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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