南総里見八犬伝(三) 決戦のとき (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062855815

作品紹介・あらすじ

里見家にかけられた魔女の呪いを破るために生まれた八人の剣士。その出会いと友情、呪いとの戦いを描く、全3巻シリーズの完結編!

 残る二人ともめぐり会い、かたき討ちを果たして、里見の国をめざす剣士たち。そのころ、里見の国では、行方不明になっていた剣士の親兵衛が、戻ってきた浜路姫を守っていた。
 ところが、あやしい占い師の策略で、親兵衛は城を出ることに。
 ついに決戦のときがやってきた。
 剣士たちは、呪いにあやつられた大軍から里見の国を守り、呪いを断ちきることができるのか!?
 
<小学上級から・すべての漢字にふりがなつき・古典>

感想・レビュー・書評

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  • 千葉県の南房総のお話

    面白かったです。
    やっぱり最後は8人ぜいいん姫と結婚するのな。
    もう想像通り(笑)
    でもちょうどよく8人姫生まれたことの方がすごいがな。
    あと伏姫すごいことするよね。
    人を大きくしたり、キツネを竜にしたりすごい。

  • めでたしめでたし。江戸時代に書かれたなんて信じられないほどのエンタメ小説でした。

  • ついに八人が集結しました。戦いはクライマックスへ。特に記憶に残っているのはケノが考えた作戦で剣士達が敵に立ち向かうシーンです。

  • 巻頭の地図が良い。大塚村がどこか、など名前でしか理解していなかったところが、現在の文京区か!とわかるのは面白い。舞台は武蔵国(江戸)を中心に八犬士は新潟や栃木などにも訪れている。でも関西には行かないんだね。

    3巻は親兵衛が活躍する。
    伏姫はまだ5歳の幼児だった彼の年齢を変幻自在に大きくしてしまっているけど、心の部分はどうなっているんだろう。戦いでは便利かも知れないけど、彼の子供時代を奪わないであげてほしいんだけど。
    今までの現実的な表現から一転、人語を話すキツネや女神伏姫がちょくちょく登場したりファンタジー要素が強くなる。私は前巻までの方が好みだった。
    あと小文吾は毛野が好きなの?と思うことが多々あった。

    まあわかりやすかったし、読破できて良かったと思う。

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著者プロフィール

1767年生まれ。江戸時代後期の作家。1814年から28年をかけて全98巻、106冊の「南総里見八犬伝」を完結させた。1848年没。

「2016年 『南総里見八犬伝(三) 決戦のとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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