聖書物語 新約編(新装版) (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062855907

作品紹介・あらすじ

1年のなかで、もっとも楽しい行事のひとつがクリスマス。イエス・キリストの誕生を祝ったのが、その始まりとされています。では、イエス・キリストとは、どんな人だったのでしょうか? イエスの生涯を描いた新約聖書が、イラスト付きでわかりやすい1冊に。読めばクリスマスがより楽しみになることまちがいなしです。巻末には「黒魔女さんが通る!!」シリーズの石崎洋司先生による解説を収録。

<小学上級から すべての漢字にふりがなつき>

*本書は、青い鳥文庫「聖書物語 新約編」(1994年10月初版)の文字遣い等を見直し、新しく挿絵と解説をつけた新装版です。

感想・レビュー・書評

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  • 旧約聖書の後にこちらの本を手にとる。
    わかりやすい。
    旧約聖書はユダヤ教のためのもの、そしてその信仰のあり方に疑問を持ったイエスが神との契約のあり方を捉え直して布教したのが新約聖書ということのように感じた。

    こちらも短編集で構成されている。登場人物は主に布教活動したヨハネ、ペトロ、ユダ、パウロ
    活動の中で色々な事件があり、やはりここでも人間の心の葛藤などが書かれていて、綺麗事でない人間の闇、というか弱い部分、これがあるからこそ人間だんだろうけれど...人間の良さわを取り上げながら、だから自分の罪を悔い改め神に許しを乞う神への祈りが必要ということのようだ。
    読み進むと、やはり絵画などで見たことのあるシーンが現れる。最後の解説に書かれていたけど、ルネサンスやバロック時代にこうした聖書の場面が題材として選ばれていたとのこと...
    ムムム..深いですね

    読んだ知識を絵画鑑賞、文学そしてバッハ鑑賞なんかにも生かしたいと思う次第。

  • キリスト教も仏教も、開祖者の「自分だけ幸せなのはだめだ」と言う考え方は同じだと知った

  • 聖書入門書としてオススメ

    新約聖書のメインストーリーを物語として楽しく読める。

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著者プロフィール

香山彬子
東京に生まれる。東京女子医科大学卒業。
1966年、『シマフクロウの森』『金色のライオン』で第7回講談社児童文学新人賞受賞。翌年、『シマフクロウの森』がサンケイ児童出版文化賞受賞。1980年、『とうすけさん 笛をふいて!』(講談社)で日本児童文芸家協会賞受賞。
その他、代表作として「ふかふかウサギ」シリーズ(理論社)、「ぷいぷい島」シリーズ(佑学社)などがある。
1999年逝去。

「2016年 『聖書物語 新約編(新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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