藍玉の花嫁 紅涙流落 (講談社X文庫ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062866590

作品紹介・あらすじ

済の公主、尚紅鈴は父王、永全の無限にも似た愛情を注がれて育ち、贅沢三昧に暮らしていた。が、ある日突然、北方の閃国に攻め込まれ、父王は命を落とし、紅鈴も敵国、閃に囚われの身となった。故郷、済を取り戻し父の恨みを晴らそうと、紅鈴は自分の美貌を武器に、敵国の王、巴飛鷹の寵妃となり仇を討つ覚悟をする。だが、飛鷹に「色仕掛けは無理だ」と言われ…。

感想・レビュー・書評

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  • 閃の夫妻のその後が読みたくて買ったのでかなり満足。
    ただ主人公は頭お花畑だなぁ。可愛がるだけ可愛がられた深窓の姫様ならそうなるか。
    花嫁にはなってないからタイトルにはん?かもしれないなと、。主人公がどうなったのかとか方向性だけでも知りたかったなぁ。

  • 「雄飛の花嫁」の飛鷹と珠枝が好きだった人には良い話です。
    今回の主人公に関しての恋愛はありませんが、閂(漢字が?)夫妻のその後の話が読みたい方には良いかと。
    私は閂夫妻好きなので満足です。

  • これ、花嫁じゃないんじゃないの?
    タイトルに偽りあり、のような気がしないでもない。厳密に言えば全然花嫁じゃないし、ラブ成分も不足しているから、読後感は微妙。
    頭の中が花畑なお姫様が、現実に直面して目覚めて行くのはいいんだけど……。結局、これは誰とくっつけようとしていたのかまるでわからない。皇太子の従者? でいいの?
    まあ、前の作品の皇帝の後宮に入ったところで、彼とどうにかなるわけがないのはわかっているから、その辺りの出番は削って相手役をどうにかして欲しかった。花嫁もので売るのならば。
    ただ、そうすると、花畑姫が現実に目覚めていく過程がアレなので、二分冊くらいで花畑が現実になるまでと、次がラブ成分、とやってくれたらいいのになぁ。一冊読みきりで纏めるには、無理のある話だったと思うのよ。
    正直、消化不良。

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