- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062867429
作品紹介・あらすじ
エルトゥールル帝国の第二宰相の娘セルマは、義母と異母妹に虐げられ、使用人のように暮らしていた。そんな彼女の生き甲斐は、少年になりすまし、町の珈琲館でウードを弾くことだった。いつものように屋敷を抜け出したある日、セルマは珈琲館で出会った男に拉致されてしまう。怯えるセルマだったが、男の正体を知るにつれ、彼女の心は揺れ動いていく-。ホワイトハート新人賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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設定もキャラも絵も非常に好み。
政変のあたりやハイレッティンの活躍ももっと詳しくよみたかった! -
主人公ながら旦那様の方に重きがおかれていた気がしないでもない… 父との関係性をもう少し読みたかった。
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2013/05/19:電子書籍版購入/未読
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ところどころ首をかしげたくなる点があったり、1つのシーン内で視点が変わり少し読みにくさを覚えたりはしたが、基本的には落ち着いた文章で、世界観の描写も丁寧、かつ政変を扱いながら恋愛にも重きを置いていて、全体としては好印象。特にラフィークの愛が漏れ出るたびに、思わず顔が緩んでしまった(笑)。
ただ、いくら作者の意図であっても、ここまで主人公が無個性なのはいかがなものかと思う。ストーリーも王道で楽しめたが、そのぶん読後に熱く語りたくなるような魅力が微妙にたりず、やや残念。
たぶん次作も手に取ると思うので、次はこの手堅さにもう一味加わっていると嬉しい。 -
さすがと言うべきか、イラストは好きだ。それ以外は普通。