百鬼夜行 ~怪談ロマンス~ (講談社X文庫)

著者 : 橘もも Quin Rose

• 講談社 (2012年12月27日発売)

作品紹介・あらすじ

舞台は、逢魔時に始業する摩訶不思議な妖怪たちの高校。人間なみに学園生活を送る龍田憂は、火を操る龍神の姫君だ。成績トップの優等生で、下級生の憧れの的。だが禁を破ってある男を「死人」にしたために、呪いをかけられている身でもある。その死人-宮前慎二こそが今の彼女の付き人だ。学園祭で皆が浮き立つ中、優等生を演じ疲れた憂は、慎二に「恋人のふりをしたい」と提案するが…!?イケメン妖たちが繰り広げる恋奇譚。

感想・レビュー・書評

[沙羅さんの感想 · 2013年2月4日]

ゲームをやろうかどうしようか迷っていたお話なので、先に本を読むことができて良かったです。
うん、だいたい状況はつかめましたが、本で満足しました。
主人公の周りで、煮え湯を飲まされている男性が多くいる模様。表紙二人が幸せになったっぽいのはいいですが、なんだかなぁ。

[とびきちさんの感想 · 2013年1月12日]

宮内慎二ルートの設定をもとに、学園祭というゲームにはないオリジナルイベントを中心に物語が紡がれている。読みやすく、絵もゲームそのままで、ゲームの慎二ルートが好きな人なら文句なくオススメ！私はとっても楽しめました。

著者プロフィール

1984年、愛知県生まれ。2000年、『翼をください』で第7回講談社X文庫ティーンズハート大賞佳作を受賞しデビュー。「忍者だけど、OLやってます」シリーズなどのオリジナル作品に加え、『白猫プロジェクト　大いなる冒険の始まり』『リトルウィッチアカデミア　でたらめ魔女と妖精の国』『小説 透明なゆりかご』『小説 空挺ドラゴンズ』『さんかく窓の外側は夜』などノベライズも手がける。

「2021年 『大怪獣のあとしまつ　映画ノベライズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」