彷徨う姫は海に恋す ~翠緑への航路~ (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062867870

作品紹介・あらすじ

イェシルはエルトゥールル帝国の第二皇女。皇位に就かなければ殺される運命である兄ジハンギルにつき従い、辺境の港町イスケンデリアにやってくる。その夜、不安で眠れずに星空を眺めていると、突然男が現れ、押し問答の末、いきなり唇を奪われてしまう。驚きと怒りで後を追うイェシル。男が乗り込んだのは、海賊“スィムルグ”の船だった。不審者として捉えられてしまったイェシルは船から逃げだそうとするが、うまくいかない。しかし露悪的な態度の裏にある彼ハイレッティンのやさしさに次第に気づいていき……。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目

  • エルトゥールル帝国シリーズ3作目。
    政変より前の話。
    ハイレッティンとイェシルの話、読みたかったので嬉しい。
    けれどイェシルの言うこと聞かないっぷりにちょっとイライラしてしまった。
    でも1作目であっさり捕まってるのとか、ここに通じるのかな(笑)

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著者プロフィール

神奈川県在住。立教大学文学部卒。2012年講談社「ホワイトハート新人賞」を受賞しデビュー。主に中華世界やオスマン世界を舞台にした女性向けファンタジー小説を講談社X文庫ホワイトハートにて発表する。デビュー作を含めた「エルトゥールル帝国シリーズ」が人気を博し、そのうちの『囚われの歌姫』『運命の皇帝』のほか、短編『流離の花嫁』がコミカライズされている。

「2022年 『後宮の屍姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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