逆転後宮物語 愛の告白とどけます (講談社X文庫)

著者 : 芝原歌織 明咲トウル

• 講談社 (2015年12月25日発売)

作品紹介・あらすじ

ついにあの男も告白へ――！？　恋と嫉妬と陰謀渦巻く美形だらけの中華風ラブコメ第三幕！

感想・レビュー・書評

[goya626さんの感想 · 2022年5月1日]

水害の復旧のために女王・鳳琳は自ら奮闘する。隣国への内通を疑われた太守は立派な人物で、鳳琳は他の者を疑う。視察の中で、鳳琳は行方不明だった父親を見かけて追いかける。ここから展開は急を告げ、鳳琳の小さい頃の真実や、内通者、そして意外な黒幕が明らかになっていく。その中で、鳳琳は妲姫と友情を育んでいく。そして、最後は鳳琳の女王としての覚悟が問われてくるのだ。ちょっと感動的な話。イケメン４にんとの5角関係もどうなることやら。鳳琳に人を虜にする能力があることが分かるが、さてさて次巻でどう効いてくるのか。

[【静】さんの感想 · 2016年6月8日]

前女王はどうして失踪したんだろ？って、ずっと気になっていたんですよ。そういう訳だったのね。この話、逆ハーが美味しい設定であるには間違いないんだけど、鳳琳と妲姫の友情があってこそで、ただの逆ハーではなく一際輝いて見えます。でもさ、後宮なんだから一人に決めなくてもいいんじゃね？

[kodansha-xbunkoさんの感想 · 2016年5月6日]

ついにあの男も告白へ――！？　恋と嫉妬と陰謀渦巻く美形だらけの中華風ラブコメ第三幕！

[ひりきさんの感想 · 2016年2月23日]

うーん！面白かった！
笑いあり、涙あり…謎が解けた巻だった。

四角関係が面白過ぎる！
衛俊の強行手段、志翼の残念感(笑)、向青の毒舌に隠れる気持ち…この三人のやりとりがいい間合いを作ってるけど、誰とくっ付くのかな。

父、伯母のこれまでの思惑(願い)に鼻を啜る場面もあり、久しぶりに本で泣けたなぁ。
他にも数人、その思惑に噛んでいて、でもそれは主人公の為…分かりにくい願いにやきもきさせるなよー。

次巻は攻め込んでくる敵国とのあれこれありつつ、最終決着はどうなるの？？？
楽しみに待つとしよう！

[せんりさんの感想 · 2018年11月23日]

BookLiveで購入。

ストーリーの骨子はいいんだけど、細部にアラが目立つ感じ。
書き込みが足らないというか、練りが甘いというか。
現場に出るだけじゃダメでしょう。。
イラスト少ないし〜。

著者プロフィール

２０１１年下半期「ホワイトハート」新人賞受賞。

「2017年 『公爵夫妻の幸福な結末』 で使われていた紹介文から引用しています。」