ブライト・プリズン 学園の王に捧げる愛 (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 112
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062869676

作品紹介・あらすじ

愛する薔を誰にも渡さず守るため……そして腐敗した教団を改革するために、教祖暗殺を決意した常盤。その悲壮な選択を受け入れた薔は、重過ぎるプレッシャーに倒れてしまう。薔の身を案じた常盤は最善の策を求めて悩むが、その一方で学園のキング・楓雅は悲況に陥っていた。楓雅のために塀の外の世界に出たがる薔を常盤は説得するが、薔の勢いは止まらず……! 濃密な愛が絡み合う、全寮制学園ファンタジーボーイズラブノベルス。

感想・レビュー・書評

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  • 着々と進めてシリーズ7作目。
    なんかもう…怒涛過ぎて胃が痛い(^_^;)

    そんな中での常盤×薔のエチだけが、
    微笑ましくてラブラブで癒しのひととき(^^)
    恥ずかしがる薔をこれでもかと愛で倒す
    常盤が最高なんじゃあああああ!!

    とはいえ数少ないラブラブ以外はシリアスの極みで、みんな思うような幸せに辿り着けず、周りに振り回されて苦しんでしんどい…。

    剣蘭もなぁ〜…。
    なんで好きになっちゃうかな〜…
    スケッチ見ながらイケナイ妄想をしては、煩悩をストレッチで振り払う姿なんて見たくなかったよ^^;

    物語はまた大きく動きます。

    本作の電子限定SSは2本で、贔屓生カフェの話ですが、過去に戻って中1時代の楓雅視点、そして高1時代の椿視点です。
    楓雅がまさしく尻尾ブンブンする忠犬ワンコっぽくて可愛かった♪

  • 御三家,親世代にはロクなものがいないが,常盤を始めとして南条三兄弟など子世代は目移りするほどの人物ぞろい.今回は榊さんの高潔で哀しい人生が心に響いた.次巻はいよいよ教祖戦.すんなり決まるといいんだけど.

  • 榊さん不憫すぎるよ( ノД`)シクシク…榊さんこそ細やかであっても普通に幸せになって欲しい。あんな集団の中で南条家ってば奇跡的な兄弟愛だよな。次回いよいよ教祖選。薔の神子としての加護があるし南条家バックアップだからもちろん本命常盤だろ?オッズいくら?

  • ほんとこのシリーズは新刊発売当日に即買ってしまう。続きが気になりすぎて。今回は南条家がメインの話なので、薔よりも楓雅の方がいろいろわかって見方がちょっと変わった。あと、物語的には重くて緊迫感がある話が続くので、薔と常磐のイチャイチャする場面を作るのに苦労するのか、かなり強引にねじ込まれてる感。普通に夜中に贔屓生宿舎に正面切って押しかけるとか、龍虎隊隊長、好き放題しすぎじゃない…?なんかもう、自分の部下にはバレてもなんでもいいやって感じなのだろうか。月1回関係持つのに苦労していた時代は何だったんだろうっていう奔放な逢瀬を重ねる2人に、油断するなと釘を差したい。

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著者プロフィール

『不夜城のシンデレラ』がホワイトハート初作品。
現代ものからファンタジーまで幅広いジャンルを書き分ける。
竹書房、プランタン出版などで活躍。

「2013年 『料理男子の愛情レシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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