となりに生きる動物たち (世の中への扉)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062870207

作品紹介・あらすじ

若者の街、東京・下北沢のレストランに、毎晩水を飲みに来るタヌキ。
お彼岸の時期に、お供えものを頂戴しにやってくる京都のニホンザル。
ナイターの試合中に突如甲子園球場に現れ、グラウンドを駆けまわるチョウセンイタチ。
野生動物たちはどこか遠い場所で暮らしていて、人間とは住んでいる世界がちがうと思っていました。でも、気づいていないだけで、わたしたちのすぐ近くで、動物たちも一所懸命生きていたのです。わたしたちが暮らす社会だけが世界のすべてではないというあたりまえの事実に、あらためて気づきました。地球上のあらゆる生きものは、どこかでつながっている――そんな思いを伝える、楽しくてためになる動物写真集です。

■楽しい写真がぜんぶで60点
タヌキ、サル、カラス、シカ、セミ、イタチ、サギ、ヌートリア、アナグマ、アライグマ、アマガエル、イノシシ、ツバメ、フクロウ、ウサギ、カピバラ、イシガメ、ミシシッピアカミミガメ、ニジギンポ、ヒトデ、馬、ネコ、ヤンバルクイナ、ウミガメ、ヒツジ、コアラ、イヌ……27種の動物たち

■ためになるエッセイがぜんぶで8本
きっと君のまわりにも
「フィールドサイン」を探せ!
用心深い動物たち
「生命の神秘」と「愛の営み」
生きる知恵
外来種の悲哀
ネコとイヌとコアラの物語
つながる

感想・レビュー・書評

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  • まちのなか、わたしたちの近くにいるどうぶつの写真。

  • 本当は山の中でくらすイノシシやタヌキたちが、食べ物を求めて、まちの中にも姿を現しています。そんな動物たちの決定的瞬間をおさめた写真が解説とともにたくさん紹介されています。14ページには猪名川町で撮影したカエルの写真も!
    必見です。

  • 本来そんなところにいないはずの動物たちが、したたかに生きている都会。
    驚くべきか、悲しむべきか、すべては人間のご都合のままに…

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著者プロフィール

共同通信社写真部(きょうどうつうしんしゃしゃしんぶ)
1945年に創立した共同通信社の写真部門。共同通信社は、国内、海外のニュースを取材、編集し、全国の新聞社、放送局、海外メディアに配信する日本を代表する通信社。この企画は、大阪支社写真映像部に在籍していた9人の報道カメラマンが取材し、「鳥獣VIVA!」「身近な動物たち」と題して加盟社へ配信した。2014年度関西写真記者協会の企画部門で金賞、第9回パリ国際写真コンテスト「PX3」のプロフェッショナル部門「自然/野生動物」で銀賞を受賞している。

「2016年 『となりに生きる動物たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

共同通信社写真部の作品

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