ケータイ世界の子どもたち (講談社現代新書 1944)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062879446

感想・レビュー・書評

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  • たぶん私たちの世代は「前略プロフィール」やら「魔法のiらんど」やらを実際に通過してきた世代なので、この本に書いてあることはおおむね知っているという感じでした。つまりあんまりおもしろくなかった(笑)でももっと上の世代には本当になじみのない世界だと思うので、大人たちに読んで、子どもを取り巻くこの世界をきちんと知ってもらいたい。そして教育していってもらいたいと思います。

  • これまで読んだ「子どもとケータイ」をテーマにした本の中で、一番わかりやすく、共感しやすく、丁寧に書かれた本だなーという印象。
    香山リカよりわかりやすかった。

    フィルタリングについて学んだ。
    世のため人のため、役に立てる立派な人間になりなさい。こんな教えをちゃんと頭においておきたい。

  • 子どもと「ケータイ」との現状を知り、付き合い方を考えるのによい本です。

  • 2011.2.6

  • [ 内容 ]
    小中学生が覗く社会の闇。
    メール依存、ネットいじめ、学校裏サイト、児童売春…親や教師はどう対処したらよいか。

    [ 目次 ]
    第1章 子どもはケータイを何に使っているか
    第2章 ネットいじめの実態
    第3章 子どもの生活を支配するもの-同調圧力の問題
    第4章 有害情報をどう規制するか-迷走するフィルタリング
    第5章 子どもの健全育成に何が必要か
    第6章 親、教師、社会ができること

    [ POP ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2008年10月20日に読み終わった本
    http://hydrocul.seesaa.net/article/108380865.html

  • 著者の学者的な良識が鼻につくけど、現代の子どもの携帯電話利用を知るにはいいです。

  •  読みやすい文章だったし、分かりやすかった。将来こどもを持ったらケイタイ...どうしよう。とちょっと怖くなった。けど、色々決まり事を作って持たせたらいいのか。ふむふむ

  • 「フィルタリングサービス」「メディアリテラシー教育」の充実・推進が今後の課題。

  • ケータイを持つ層がどんどん低年齢化していくのに対応が後手後手にまわっている。電話機能ではなくメディアリテラシー教育も受けないまま安易にネットへの端末として使われていくことに問題がある。

    業界としてもフィルタリングをかけるなど対応を始めているが問題点も多い。

    かつてその時代時代に、テレビやゲームが問題視されてきたが、家庭でそれ一辺倒にならないように意識して教育していくことが大きな歯止めになることは、今も同じようだ。

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著者プロフィール

1965年生。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学(教育学修士)。2010年より千葉大学教育学部教授。メディアリテラシーやディベート、環境、数学など新しい授業作りに取り組んでいる。

「2017年 『考えよう 話そう 道徳! 全3巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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