- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062880749
作品紹介・あらすじ
投句、選句、披講から点盛り、講評まで、人気主宰の実際の句会をつぶさに再現。題材を問わない「持ち寄り」、想像力を働かせる「題詠」、五感を総動員する「吟行」。それぞれの条件で詠まれた句を俎上に載せ、楽しくも真摯なやりとりが繰り広げられる。
感想・レビュー・書評
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句会の楽しみ+玄人視点での添削が見れてよい。長谷川さんがいらんと言ってる部分は確かにいらん。
途中から、哲也頑張れ!って応援してた(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
句会がどういうものかが、実際の句会の内容でいきいきと描かれている。各回の隙間に著者の句会についての考え方が書かれており納得しやすかった。
俳句始めたばかりの私が得られたポイントは、
・句会の良さとして、与えられた題と時間で作るということがある。自分で選んだ材料で時間をかけて作る場合と違う効果がある
・仲間同士の選の数に意味はないから気にしてはいけない
・吟行で写真をとるのはだめ。見る、感じることが大事。 -
春、夏、秋、冬、新年のそれぞれの句に対するコメントなどを読んでいると、まるで句会に参加しているような気分になれます。ただ、コツとしては、まず、入選とか特選のところを隠して、自分で味わった上で自分なりの感想などを持ってから読み進めると何倍も楽しめます。(コアラ)
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実際の句会を追体験しながら、句会とはどういうものかを学べる入門書。これを読んでいると、句会に参加したくなってきた。
わかるように詠むということ、「ただごと」はダメ、説明しすぎないようにするなど、良い俳句を詠むためのポイントについてもいろいろ示唆があった。