DNA医学の最先端 自分の細胞で病気を治す (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062881913

作品紹介・あらすじ

医療の未来はすでに始まっている!がん、脳性麻痺、脊髄損傷から自己免疫疾患、アルツハイマーまで。がん免疫療法のトップランナーが示す現在地と近未来。

感想・レビュー・書評

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  • 免疫の基本的な知識から、がんの免疫治療の発展、さらには臍帯血を用いた自家幹細胞治療の将来性について書かれた本。

    現在のがんの免疫治療は、免疫チェックポイント阻害薬の開発などにより、本書が書かれた当初から少し発展した印象を受けましたが、後半で紹介されている臍帯血の世間への認知はまだまだ進んでいないのかなと感じました。

    免疫やがんの正しい知識が得られると同時に、自家幹細胞による再生医療を理解できる良書だと思います。

  • 読んでおいて損はない

  • S491.69-ゲン-2191 300287547

  • 「免疫」「がん治療」「自家幹細胞」に絞って説明されています。分かりやすいです。

  • 医学の進歩には目覚しいものがある。そのうち、人類は不老不死の術をてに入れるのではないか?
    文系の私にとって、たまにこのような畑違いの最先端の科学の本を読むことは、とても刺激になり、想像力を膨らませてくれる。
    完全に実用化されるまでに時間はかかるのであるが、未来に希望が持てるのである。まさにSFの世界が現実化していくのかもしれない。

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著者プロフィール

医学博士。埼玉県秩父の生まれ。1965年東京慈恵会医科大学卒後、慶應義塾大学医学部助手時代に医学博士号取得。
その後渡米し米国コロンビア大学医学部ガン研究所研究員を経て、1979年コロンビア大学医学部ガン研究所教授就任。
この頃から国際的がん研究者と共同研究を通じて親交を深める。1981年東京慈恵会医科大学第一細菌学教授を兼任。日米半々の生活が始まる。
1983年コロンビア大学を辞しハーバード大学医学部客員教授に就任。1994年東京慈恵会医科大学DNA医学研究所設立と同時に初代所長就任。
1997年厚生省特定疾患調査研究評価委員。2000年医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構治験相談顧問。
2003年より東京慈恵会医科大学大学名誉教授。2011年高知大学医学部特任教授就任小児脳性マヒの再生治療に取組む。
2012年アクティクリニックを開院し院長就任。
ハーバード大学時代に開発し、慈恵医大で臨床研究済みのがん免疫細胞療法「大野・キーフ法」でがん治療を行う。
ボストンレッドソックスの大ファン。

「2013年 『DNA医学の最先端 自分の細胞で病気を治す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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