田中角栄 昭和の光と闇 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062883825

感想・レビュー・書評

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  • これだけ見ると、やはり田中角栄は首相としての器に欠けていたと思える。
    本書ではしばしば「情」の人間であったとされているが、まさにそれが田中角栄の人間としての魅力でもあり限界でもあったのだろう。

    日本改造計画というのも、地域間格差の是正という立場から立案されたものであり、日本国としての方向性をどう導いていくかという大局的な視野は持ち合わせていないように思える(とりわけ、マクロ経済政策での失策は最たるものだろう)

  • 戦後昭和史

著者プロフィール

中央大学総合政策学部教授
1968年生まれ 神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学 博士(政治学)
〔主要業績〕
『増補版 幣原喜重郎──外交と民主主義』(吉田書店、2017年)、『外交を記録し、公開する――なぜ公文書管理が重要なのか』(東京大学出版会、2020年)、Eisaku Sato, Japanese Prime Minister, 1964-72: Okinawa, Foreign Relations, Domestic Politics and the Nobel Prize (translated by Graham B. Leonard, London: Routledge, 2020)

「2020年 『外交回想録 竹下外交・ペルー日本大使公邸占拠事件・朝鮮半島問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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