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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062901321
作品紹介・あらすじ
「世上のくるしみをくるしみとすべからず」-貧窮の底で筆一本に己を託した樋口一葉。その存在を光とし、長い不遇に堪えた最晩年『接木の台』『暗い流れ』を著し文学史にその名を刻んだ和田芳恵最後の随筆集。生家が破産、石もて追われた故郷北海道の思い出、編集者として接した林芙美子ら作家の愛憎交々の回想、死の"順番"を待つ老年の心境を明澄に描く表題作等52篇。
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