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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062903028
作品紹介・あらすじ
昭和二十年、長崎の兵器工場で奪われた女学生達の青春。
やがて作られた報告書には「不明」の文字がならんでいた。
消えてしまった「生」の記録を日記・資料を基に綿密に綴った事実の被爆体験。
無数の嘆きと理不尽さ、その年の五月から原爆投下の八月九日までの日々を、
忘れないように、繰り返さないように、という鎮魂の願い。
林京子の原典でもある谷崎潤一郎小受賞作。他「道」を収録。
感想・レビュー・書評
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昭和20年8月に長崎と広島に投下された原爆。
そこで失われたたくさんの命。
報告書には不明、の字が立ち並ぶ。
禎子の千羽鶴を読んだ時も、
戦争は怖いなあと思ったが
こっちはその時作者が見たことが
ひしひしと伝わってきて、
怖かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やすらかに今はねむり給え(谷崎賞)
道
第26回谷崎潤一郎賞
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