大阪商人 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062919999

作品紹介・あらすじ

密貿易を組織した毛剃九右衛門(けづり八右衛門)、独占的地位で巨利をあげた糸割符商人。江戸城出入りの特権商人尼崎屋は新田開発をし、寒天輸出を一手に担う。廻船により各地物産は、荷受問屋を通して、流通する。秘伝南蛮吹の精銅技術をもとに鉱山開発までした住友家。「天下の町人」となった呉服商。江戸の経済を牛耳っていた商都大阪の活況を描く。

著者プロフィール

1907年大阪市に生まれる。31年京都帝大学卒業。九州帝大を経て、51年大阪大学教授。63年同大学経済学部長。
日本商業史の研究では斯界の第一人者。71年には小野組の研究が認められ、日本学士院賞・恩賜賞を受ける。
『大阪町人』『大阪商人』など専門家のみならず一般読者からも支持を集める著者多数。
なかでも『大阪町人論』で大阪なにわ賞、『関西と関東』でエッセイストクラブ賞をそれぞれ受けている。1991年 逝去。

「1985年 『なにわ塾第19巻 大阪万華鏡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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